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スレオニン







スレオニン


●成長促進作用がある他、肝厳に余計な脂肪が蓄積して脂肪肝になるのをブロックしてくれる。

必須アミノ酸のなかでいちばん最後に発見されたもの。

トレオニンとも呼ばれる。



◆成長促進と脂肪肝の予防


スレオニンはトレオニンとも呼ばれ人間の体内では合成できない必須アミノ酸です。

必須アミノ酸のうちで最後に発見されたもので、動物の成長因子を探求するなかで発見されました。

卵、

七面鳥、

スキムミルク、

ゼラチンなどに多く含まれます。

スレオニンは体内に入ると、成長促進のほか、肝臓に脂肪が蓄積して脂肪肝になるのを防ぐ作用をします。

不足した場合には、食欲不振、貧血、成長阻害、体重減少などの症状があらわれます。

白米食にリジンとスレオニンを添加すると成長が促進されることがわかっており、スレオニンは穀類の栄養強化に用いられています。



● たんぱく質とは、

 カラダの60%前後は水分。

では残 りは何かというと、その半分はタン パク質が占めている。

筋肉はもちろ ん、内臓も皮膚も髪の毛も、そして 赤血球やホルモンだって、みんなタ ンパク質からできている。

 同じタンパク質でも、髪の毛とホ ルモンのタンパク質は当然同じでは ない。

体内には10万種類もの異なっ たタンパク質があるけれど、それら はすべてある一つの物質から構成さ れている。

それがアミノ酸だ。

 タンパク質を作っているのは、合 計20種類のアミノ酸。

アミノ酸が数 十万個も集まってさまぎまに配列し て、髪の毛のタンパク質になったり、 ホルモンのタンパク質になったりす る。

精子や卵子も、元をただせばア ミノ酸なのである。

アミノ酸こそま さしく命の根源。

そもそもこの地球 に生物が誕生したのも、40億年ほど 前に太古の海でアミノ酸が生まれた ことか大きなきっかけなのだ。

 20種類のアミノ酸のうち、体内で 合成できないものを必須アミノ酸と 呼ぶのはご存じの通り。

必須アミノ 酸は全部で9種類あるが、これは食 べ物から摂取するしかなく、一つで も不足すると体内で必要なタンパク 質を合成できなくなる。

カラグを作 るタンパク質は日夜刻々と新陳代謝 されているから、アミノ酸は毎日補 うことが大事である。

 さらにアミノ酸は、タンパク質の 部品としてだけではなく、単独でも さまぎまな機能を発揮してくれる。

免疫力アップ、疲労回復、トレーニ ングのサポート機能・・・。

最近にわ かに注目されているのは、こうした アミノ酸単独の働きなのである。












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