生活習慣病
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高血圧





 血液は、心臓から血管(動脈)を通って、体のすみずみに運ばれていきます。
このとき 動脈の壁に、血液が及ぼす力が血圧です。

この血圧が異常に高いことを高血圧といいます 。最大血圧が160mmHg以上を高血圧といいます。 
高血圧をほうっておくと、心筋 梗塞や脳卒中などを引き起こす原因となりますから、日ごろから測定して、自己管理を心 がけましよう。






治療法と予防






   高血圧といわれる人のほとんどが遺伝+環境因子が原因といわれています。

改善には減 塩を中心とした食事療法と、ストレスや肥満の解消になる適度な運動が、効果的だといわ れています。




1、減塩を意識した食生活をする


 滅塩しただけで、血圧が下がったという人がいるくらいに、食塩と高血圧は密接なもの です。

 みそや醤油で味つけをする和食には、食塩が多く含まれています。かなり意識的 に制限をして、1日10gを目安にした食生活をしましょう。




2、ストレスや肥満を解消する運動をする


 現代社会では、きってもきれないストレスが、血圧を上昇させる大きな原因となってい ます。

また、豊かな食生活や運動不足による肥満も、高血圧の原因のひとつです。 
これ らを解消するには、適度な運動が一番です
。毎日続けられるような簡単なものを、無理な く習慣にしていくようにしましょう。 
睡眠を十分にとり、規則正しい生活を送るように 心がけることも大切です。




3、降圧剤での治療は医師の指示を守る


 食事療法や運動で改善するのがベストですが、血圧の度合いによっては、降圧剤が必要 です。

 医師の指示があった場合は、自己判断をすることなく、指示に従って服用し、最 小限にとどめられるようにしましょう。



食事療法






高血圧の食事療法で、もっとも効果的なものは、減塩です。

また、脂肪のとりすぎに注意 した、エネルギー制限を行ない、肥満を解消することも、予防や治療にかかせないもので す。
 ただし、減塩や脂肪を意識しすぎて、極端な食生活にならないように、いろいろな 食品をとるようにして、バランスのよい食事をするようにしましょう。




1.食塩の制限をする。


 食塩の摂取量を1日10g程度にします。加工食品、漬物などを控え、調味料のみそ、 しょう油、食塩を少なくした薄味にします。




2.低エネルギー食+運動で減量する。


 肥満で血圧が高い人は、まず滅量を行なうほうが効果的です。アルコールや糖分をひか えるだけで、かなり効果があります。




3.タンパク質は過不足なくとる。


たんばく質はナトリウムを排泄する作用があります。脂肪の少ない肉や魚、大豆などから 良のたんぱく質を、バランスよくとります。




4.カリウムを積極的にとる


 野菜に多く含まれているカリウムを積極的にとるようにします。また、牛乳や乳製品な どのカルシウムも十分とるようにしましょう。




5.食物繊維を十分にとる


ワカノ、ひじきなど梅草類や果物などから、食物繊維を積極的にとるようにしましょう。

体内の余分な塩分をとり、便秘の解消にも効果があります。




6.油は食物油か魚油を使う


 新鮮な植物油や魚油は血圧低下作用や血栓の予防をします。背の青い魚を食べたり、植 物油を使って薄味の調理にコクをだす工夫をします。




7.ゆっくりと楽しく食事をする


 1日3回の食事は、ゆっくりと食べられるように、時間に余裕をもって食事をしましょ う。
また、家族で会話を楽しみながら食事をすることも大切。 













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