奈良国立博物館  場所の地図

 奈良国立博物館は奈良公園の一角にあり、ゆったりとした環境のなかで仏教美術の魅力とその背景にある豊かな歴史、文化のすばらしさにふれることができる博物館です。
 なら仏像館(本館)は、明治27(1894)年に完成した奈良で最初の本格的洋風建築で、フレンチルネサンス高揚期の様式をとっています。玄関まわりの装飾は意匠的にすぐれ、明治中期の欧風建築として代表的なもので、昭和44(1969)年に「旧帝国奈良博物館本館」として重要文化財に指定されています。飛鳥時代から鎌倉時代にいたるまでのすぐれた仏像を数多く展示されており、とても見応えがありました。この日は、名品展「珠玉の仏たち」では、飛鳥時代から鎌倉時代に至る仏像を中心として日本彫刻、およびその源流ともいうべき中国・朝鮮半島の諸作品を幅広く紹介されており、たいへん見応えがありました。また、 仏像館の奥にある青銅器館は、中国古代の青銅器380余点が展示されており、その充実ぶりにはびっくりしました。古美術商店主である古美術品の蒐集家の寄贈品とのことで、これにもびっくりしました。
 新館は、展示替えのため見ることはできませんでした。またの機会にしたいと思います。本館をみただけで、かなり疲れました。博物館内にある喫茶店で英気をやしない、次の見学地に向かいました。

なら仏像館(本館) 新館
≪平成28(2016)年11月23日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年11月27日(日):第2051号】