鳳来寺山歌  場所の地図

 鳳来寺表参道の入口付近に、鳳来寺山をたたえた「鳳来寺山歌」の石碑があります。石碑にある漢詩の釈文がありましたのでそれを記します。

東参(とうさん)の霊峰鳳来寺              全山一塊(いっかい)の真珠岩
境内宛(えん)として瑠璃界(るりかい)を為し     中腹に薬師の慈顔(じがん)を拝す
世人伝称す文武(もんむ)の際             利修仙人此の山を開くと
石燈一千四百段                      登り尽せば衆人も雲辺(うんぺん)に入る
山歴一千二百歳                      古来勝地(しょうち)群賢(ぐんけん)を呼ぶ
俳神芭蕉坂况(はんきょう)を吟じ           画聖広重仙寰(せんかん)を描く
山中禽(とり)有り三宝鳥(さんほうちょう:仏法僧)  電波妙聲(みょうせい)を世間に傅(つた)ふ
坂畔(はんぱん)木有り神仙樹(しんせんじゅ)    里俗讃称(りぞくさんしょう)を傘杉と謂ふ
鳳山秀抜(しゅうばつ)攀登(はんとう)に堪えたり  眺望千里景観鮮か
男児元来正気を尊ぶ                   余暇浩然として山巓(さんてん)に詠ぜん 

≪平成28(2016)年2月11日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年2月22日(月):第1772号】