秋葉道  説明板場所の地図

 鳳来寺表参道に秋葉道の説明がありました。

 昔の家は茅葺きであったため、火事になるとまたたくまに燃え広がりました。だから、火の神様がまつられている秋葉山への信仰がたいへん盛んでした。
 どこの村にも秋葉講という仲間がありました。毎年きまった時期に、仲間の代表者が秋葉山に参詣して、お札を受けてきました。そして仲間が集まっておまつりをし、それぞれお札をいただいて、家の台所やいろり端に貼って、火事にならないようにお祈りをしました。旅を楽しみながら、秋葉山へお参りに行く人達も数多くありました。
 秋葉山へ参詣に行く人達が通った道を秋葉道と呼んでいます。鳳来寺から引地へ下り、宇連川を渡し舟で越え、大野、細川、巣山を経て遠州に入り、熊(くんま)、石打、戸倉を通って秋葉山まで9里(34km)の道のりでした。
 今は裏通りとなってしまった大野の秋葉道とか、巣山の秋葉道の道筋には、秋葉山参詣者で賑わった宿場町の面影が残っています。

≪平成28(2016)年2月11日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年2月21日(日):第1771号】