新城・周昌院(しゅうしょういん)  場所の地図

 新城市玖老勢地区にある曹洞宗の寺院で、山号は鳳樹山です。境内には、観音堂があり、堂内には昭和62(1987)年に開眼された瑞龍観世音菩薩が安置されています。周昌院は、釣月寺から南へ2kmほどの所に立地し、同じ支部寺院であるため、昔から懇意にしていただいています。
 当山には、2つの市指定文化財があります。一つは写真にある山門です。山門前に、次の説明があります。

●種別・名称
 (建造物)周昌院の山門 昭和53(1978)年3月9日指定
●内容
 周昌院の創建時期は、14世紀前半頃と推測される。この山門の建立時期は、建築技法から貞享から元禄(1684〜1704)の期間に推測される。構造は木造瓦葺き、四脚門、切妻造りである。建築面積は約9.9u、高さは6.5mを測る。この門は正背面中備の蟇股、頭貫先端の唐獅子木鼻、象鼻、拳鼻、両妻虹紅梁下の持送り繰型などの装飾性に富んだ彫刻も高く評価され、見どころとなっている。
 文政6(1823)年に伽藍は火災に遭い、山門だけが焼失から免れている。なお、建築部材から移築や改修の痕跡が伺え、袖塀は後補のものである。
●構造
 木造瓦葺、高さ6m、間口3.5m、奥行2m

 もう一つは梵鐘です。本堂前に下記の説明があります。しかし、梵鐘自体は、本堂内にあり直接見ることはできません。しかし、写真が載っているHPを見つけましたのでそちらを参照して下さい。

●種別・名称 (工芸品)梵鐘 昭和46(1971)年6月12日指定
●内容
 この梵鐘は、文安5(1448)年に玖老勢内の神社に奉納されたもので、周昌院に至った経緯は不明である。この鐘は、「天下太平、国土安穏、郷内快楽・・・」などの願いが込められたことが刻まれた銘によって分かる。高さ86cm、口径55cmを測る奥三河地域で古い金の一つに数えられている。

 本日のWebで、新城市鳳来支部内の有住寺院の紹介が終わりました。残りは、無住寺院9ヶ寺です。

参道 市指定文化財の山門 本堂
≪平成28(2016)年1月3日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年2月6日(土):第1756号】