新城市門谷・石造十二神将像  場所の地図

 新城市門谷地区に、新城市指定文化財である「石造十二神将像」があります。鳳来寺の参道北側から長良地区へ東西に走る市道の一角にひっそりとたたずんでいます。それらの像が納められている祠の背に次の説明文がありました。

 新城市指定文化財(有形民俗文化財) 平成12(2000)年3月21日指定
 石造十二神将像(含 石造薬師三尊像)
 十二神将は、薬師如来の家来・化身といわれており、薬師如来を進行する者をまもってくれるといわれています。怒りの表情をしており、甲冑姿で手には剣や矛、弓矢などの武器を持っています。頭に十二支がのっており、1日(12時間)、1年(12ヶ月)絶え間なく人々を守るものと信じられていますが、もともとは薬師如来の十二の大願がもとになっています。
 真ん中にある三体は薬師三尊像であり、薬師如来を中心に右が日光菩薩、左が月光菩薩です。薬師如来像は安政6(1859)年に造られたものであり、十二神将像も同じ時期に造られたと考えられます。
 すべての像は地元でとれた砂岩(くろざ石)でできています。当時は参道に点在していましたが、大正時代の道路改修を機に現在の場所に集められたと伝えられています。
 十二神将は木造が一般的であり、石造りのもので、しかも十二体全部そろっているものは、全国でも数えるほどしかなく、たいへん貴重なものです。

石造十二神将像全景
左側の六体 薬師三尊像 右側の六体
≪平成28(2016)年1月3日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年1月5日(火):第1724号】