岡崎・妙源寺柳堂  場所の地図

 すでに、妙源寺につては、 【第519号】において、三河一向一揆ゆかりの寺として紹介していますが、この妙源寺の境内には、柳堂(やなぎどう)と呼ばれる国指定の文化財があります。
 妙源寺は、三河真宗最初のの道場といわれています。正嘉2(1258)年の創建で、開基は河内国安部野から移り在籍領主となった安東氏です。柳堂は安東氏が奉持した聖徳太子御直作の尊像を安置しているので太子堂ともいわれています。堂前に柳の大樹があったので柳堂と呼ばれるようになったようです。建立年代は明らかではありませんが、四枚の棟札が残されており、現在の堂は正和3(1314)年から慶長18(1613)年までに再建されたものと考えられています。三間四方、寄棟造、桧皮葺、向拝一問付で、内部は仏壇表に禅宗様須弥壇を置き、その上に一間入母屋造の厨子を安置し、簡素な卓縁天井が低く張られています。様式的には十五世紀前半(室町時代)になり、浄土真宗寺院の初期の建築様式がよく残る、きわめて貴重な建造物です。 (岡崎への旅HPより)
 明治36(1903)年4月15日に、国の指定文化財になっています。

柳堂の石標 山門から柳堂への参道 柳堂
≪平成27(2015)年9月29日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年9月30日(水):第1627号】