西尾・西福寺  場所の地図

 西尾市吉良地区に所用で出かけた折に、大きな伽藍の寺院を見つけ立ち寄ったところ、歴史のある寺院であることがわかりました。
 寺の前に次の案内文がありました。

寺伝抜粋
 北星山宝幡院西福寺(さいふくじ) 浄土宗西山深草派
 建長6(1254)年に鎌倉場区部執権北条時頼が諸国巡遊の折当地を訪ね、創建されました。天台宗の大寺でありましたが、元弘元(1331)年に兵火にかかって焼失しました。焼け跡の草庵に宿泊した熱田正覚寺の上人が、北斗星が境内の松に来臨する夢を見てこの地が霊地であることを悟りました。上人は伽藍を再建し、山号寺号をこのことに因んで定め、浄土宗に改宗したと伝えられています。
 現在の本堂は昭和8(1933)年に、総欅柱を用いて再建されました。
   平成18(2006)年3月 西尾市教育委員会

 そして、鐘楼は明治4(1871)年に伊賀八幡宮(岡崎市)から移築されました。もともとは徳川3代将軍徳川家光により再建された鐘楼でしたが、明治初年の神仏分離令によって仏教色の強い鐘楼は撤去されることになり、西福寺へ移築されました。当時は桧皮葺でしたが、移築の際に現在の桟瓦葺に改められました。昭和30(1955)年に愛知県指定文化財に指定されました。

参道 本堂 鐘楼
≪平成27(2015)年9月3日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年9月26日(土):第1623号】