金沢城公園 玉泉院丸庭園  場所の地図

 玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主「前田利常」による寛永11(1634)年の作庭を始まりとし、その後歴代の藩主により手を加えられながら、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園です。饗応の場として活用された「兼六園」に比べ、藩主の内庭としての性格が強い庭園だったと考えられています。庭園は、城内に引かれた辰巳用水を水源とする池泉回遊式の大名庭園で、池底からの周囲の石垣最上段までの高低差が22mもある立体的な造形でした。滝と一体となった色紙短冊積石垣などの、意匠性の高い石垣群を庭の構成要素とする、他に類を見ない独創的な庭園であったと考えられています。
 前回、金沢城に来たとき【平成25年6月15日(土):第790号】には、見逃していた庭園でした。手入れの行き届いた、すばらしい庭園が無料で見学できたことに金沢市の度量の大きさを感じます。

南から 東から 西から
南からのパノラマ
唐傘(からかさ) 坪野石を使った石垣 段落ちの滝
色紙短冊積みの石垣 井戸 切手門
≪平成27(2015)年9月16日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年9月21日(月):第1618号】