新城市日吉・木造十一面観音立像  場所の地図

 新城市指定の文化財です。新城市日吉地区にある新城広域クリーンセンター西200mほどのところに、小さな祠があり、その中に観音様が納められています。祠の前には、文化財のを示す木標と文化財に関する説明板があります。祠の中に錠がかかっており、観音様は直接見ることはできませんが、説明板に写真があります。
 文化財に関する説明は、次のようにあります。

 市指定文化財 木造十一面観音立像
 寛政11(1799)年11月12日に、木喰五行上人は、この塩沢を訪れました。そして、ここの小久保家に一週間ほど滞在し、この十一面観音を彫ったと伝えられています。
 像高1.1m、檜材の一木造りです。彫像者に由来して木喰仏とも呼ばれるこの像は、他の木喰仏同様に独特の微笑が口元にもれ、頭上仏の彫りの単純さと相まって、やさしい姿の観音様です。
 この観音様は、昔から村の子どもたちのよい遊び相手でした。いっしょに寝たり、抱いたり、また転がしたりして遊んだといいます。
 鼻の欠けているのもユニークな雰囲気をかもしだしていますし、ちょっと猫背なところも「観音さん」というイメージで、わたしたちに親しみを感じさせます。
     平成9(1997)年3月27日 新城市教育委員会

観音様が納められている祠と説明板 説明板にある観音様の写真
≪平成27(2015)年9月9日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年9月12日(土):第1609号】