大垣・奥の細道むすびの地記念館   場所の地図

 大垣は、俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えたむすびの地です。大垣市では、中心市街地の一層の活性化と観光客の誘致に向け、歴史と文化が息づく船町・美濃路界隈で、芭蕉が「奥の細道」の紀行を終えたむすびの地周辺に、文化の薫り高い大垣の個性を生かした「憩いと賑わいの空間」を創出するため、奥の細道むすびの地周辺整備に取り組んできました。「大垣市奥の細道むすびの地記念館」はその中核施設であり、平成24(2012)年4月8日にオープンしました。
 記念館では、紀行文「奥の細道」の解説をはじめ、松尾芭蕉の人となりや旅に生きた人生を紹介する「芭蕉館」、小原鉄心をはじめとする大垣の歴史や文化・芸術を築き上げた幕末の先賢の偉業を紹介する「先賢館」、大垣市と西美濃地域の観光情報や全国の芭蕉関連施設を紹介する「観光・交流館」の3館と、大垣藩藩老・小原鉄心の別荘で、市指定文化財である「無何有荘大醒榭」から構成されています。
 「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。・・・・・・・・」ではじまる、誰もが知る「奥の細道」、この全文が紹介され、奥の細道で芭蕉が歩いた足跡をもれなく解説されています。古典と歴史の勉強にはもってこいの博物館です。
 記念館のすぐ東側は、「大垣船町川湊」といわれ、奥の細道の風景地になっています。芭蕉が奥の細道で表現した景観美を継承しつつ、往時の遺風を伝える場所になっています。記念館のすぐ東にある「住吉燈台」は、天保11(1840)年に建てられた川湊の繁栄のシンボルです。今回は、時間がなく近郊の散策でしたが、次回には全地区を散策できればと思っています。

記念館全景 館内の展示 大垣の地のジオラマ
無何有荘大醒榭 川湊の繁栄のシンボルである「住吉燈台」 船町川湊の風景
≪平成27(2015)年8月21日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年8月22日(土):第1588号】