新城市一色の放下(ほうか)  場所の地図

 愛知県新城市旧鳳来町一帯は、「放下(ほうか)」と呼ばれるお盆の伝統行事である念仏踊りがいくつか分布していることで知られています。背中に高さ2m以上の大団扇を背負い、腹には直径50cmの太鼓を抱え、初盆の精霊供養をします。鎌倉時代から伝わるとされ、鉦や太鼓の音が哀愁をおびて響き渡ります。これらの踊りは、「南設楽のほうか」として6地区の踊りが昭和58(1983)年に県の無形民俗文化財に指定されています。その一つである、新城市一色地区で行われている「一色のほうか」は、毎年8月14日に、普段からおつきあいがある近隣寺院の「洞泉寺」行われます。
 昨日、はじめてこの「一色の放下」を見学することができました。「放下」の見どころは、何といっても青年たちの踊りです。花飾りと「大」・「念」・「佛」と書かれた大うちわを背負い、太鼓を胸につけ、4人が太鼓をたたきながらの勇壮な踊りに引き込まれます。大うちわは、悪霊を追い払うために、より大きくあおいで踊ることが要求されます。そしてほうかの踊りの合間に、ささやかながらも古い手踊りや盆踊りも披露されます。
 踊りの画像は、夜間撮影モードでのため、その速さについていけず、その迫力を十分に追求できませんでした。

≪平成27(2015)年8月14日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年8月15日(土):第1581号】