岡崎・甲山寺(こうさんじ)&甲山(かぶとやま)八幡宮  場所の地図

 岡崎城鬼門(北東の方位のことで、陰陽道において、鬼が出入りする方角であるとして、万事に忌むべき方角)守護の甲山寺は、大同3(808)年伝教大師が安城の地に創建、享禄3(1530)年、松平清康公(徳川家康公の祖父)が岡崎城に入城の折、岡崎城の鬼門にもあたるこの地に鬼門守護として、安城の薬師堂並びに六坊を移転建立したものが甲山寺です。以来甲山寺は徳川幕府及び代々の岡崎城主の祈願寺として尊崇されています。慶長8(1603)年に徳川家康が本堂を再建、朱印地250石を寄進しました。現本堂は元禄15(1702)年〜16年に五代将軍綱吉の命により再建されたものです。天台宗の寺院で山号を長輝山といいます。
 甲山寺のすぐ北側に甲山八幡宮があります。この八幡宮は安祥城主であった松平4代親忠が城内鎮守として勧請したのがはじまりといいます。岡崎城に居城を移した7代清康は、享禄3(1530)年に岡崎城の本丸に遷座、さらに永禄5(1562)年、家康によって岡崎城の鬼門の守護神として現在地に遷されました。以降、甲山寺(こうざんじ)に属し、慶長8(1603)年には家康より13石の朱印地を与えられました。明治維新後、神仏分離令により甲山寺とは別けられて、村社に列して六供八幡宮と称されるようになり、現在に至っています。

甲山寺本堂 ふるさとの名木「甲山寺のあかがし」
甲山八幡宮参道 甲山八幡宮拝殿
≪平成27(2015)年5月8日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年7月21日(火):第1556号】