能登半島西海岸

 今回の能登半島への旅行では、能登半島の先端である禄剛崎から、西海岸を南下しました。海岸線には風光明媚な箇所がいくともあらわれます。

禄剛崎  場所の地図
 能登半島の最先端で、ちょうど外浦と内浦との接点にあたるところです。ここは「海から昇る朝日と、海に沈む夕陽」が同じ場所でみれることで有名です。晴れた日には、立山連峰や佐渡が島見渡せます。白亜の灯台は、明治16(1883)年にイギリス人の設計で造られたものです。現在も禄剛崎のランドマークとして、この地の壮大なロマンを感じさせてくれます。  

能登半島最北端にある禄剛崎灯台 禄剛崎から北方向に見た眺望

木ノ浦  場所の地図
 5〜8月にかけての午後7時前後に日本海の水平線に沈む雄大な夕陽を見ることができるスポットということです。訪れた時間が、16時すぎということで、夕陽は無理でしたが、美しい眺望はまけていません。このあたりのビュースポットをまとめて、奥能登絶景海道と銘打ち紹介されています。

奥能登絶景海道の石標 木ノ浦から北方向に見た眺望

ゴジラ岩  場所の地図
 珠洲市馬緤町(まつなぎまち)の沿岸にある奇形の岩です。西の空に向かって今にも炎を吹き出しそうな姿は怪獣ゴジラに似ているため「ゴジラ岩」と呼ばれています。この沿岸から美しい夕陽も見えるため、能登の名所の一つになっています。 

垂水の滝  場所の地図
 白糸のような滝が、山から海へと直接流れ落ちる全国的にも珍しい滝です。輪島市と珠洲市の境目にある八世乃洞門新トンネルのすぐそばにあります。能登の寒い冬の時期には、日本海から吹きつける強風により滝の流れが上空に吹き上げられ、そのまま凍結することもあります。別名「逆さ滝」とも呼ばれるこの滝は、まるで白竜が天へと昇っていくように見え、幻想的な光景が広がります。

窓岩  場所の地図
 冬の厳しい日本海の荒波をまともに受ける男性的な荒々しい海岸線が続く曽々木海岸。そのシンボル的な存在として「窓岩」があります。板状の岩の真ん中に直径2mほどの穴が開いている奇岩です。冬季は波の花が大量に発生します。  

≪平成27(2015)年6月12日撮影≫

琴ヶ浜  場所の地図
 その昔、土地の娘と若き船乗りとの悲恋物語が伝わり、砂丘を歩くと「キュッキュッ」と女の人が泣くような音がすることから「泣き砂の浜」とも言われています。はるかに眺望が美しい景勝地です。ここの海岸は、昔からノリ漁と北前船の根拠地でもあり、その面影を今に残しています。また、白砂の美しい海岸にはハマナスやハマヒルガオの群生もみられます。  

ヤセの断崖  場所の地図
 松本清張の名作「ゼロの焦点」の舞台となった断崖絶壁です。昭和36(1961)年、平成21(2009)年公開された映画の撮影地で、能登金剛の中でも人気のスポットです。その昔、周辺の土地がやせていたことや、断崖に立つと身が「やせる」思いがすることから、「ヤセ」の名がついたと言われています。高さ35mの崖から一望する日本海は、一見の価値があります。

義経の舟隠し  場所の地図
 寿永4(1185)年、兄・源頼朝朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶らが、奥州へ下る途中、荒波を避けるため、船を隠したと伝えられている入り江の岩場です。細長い入り江で沖から見えにくく、48隻もの船を隠したといわれています。

機具岩(はたごいわ)  場所の地図
 機織り(はたおり)の神様の伝説を生んだ夫婦岩です。機具(機織りの道具)のような岩々からなっている所から名付けられました。高さがそれぞれ、16mと12mルの2つの岩が寄り添うようにあり、太いしめ縄で結ばれています。伊勢の二見岩によく似ていることから、別名「能登二見」とも呼ばれています。

≪平成27(2015)年6月13日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年6月25日(木):第1530号】