富山県立イタイイタイ病資料館  場所の地図

 北陸自動車道富山IC南2kmほどのところにある「とやま健康パーク」に併設された形で、「富山県立イタイイタイ病資料館」があります。
 「イタイイタイ病」と「資料館」について、パンフレットに次のように記載されています。
 「イタイイタイ病」は、富山県の神通川流域で発生した日本の四大公害病の一つで、患者が「イタイ、イタイ」と泣き叫ぶことからこの名が付いたといわれています。この病気は、大正時代頃から発生し、神岡鉱山(岐阜県飛騨市)から排出されたカドミウムが神通川の水や流域を汚染し、この川水や汚染された農地に実った米などを通じて体内に入ることで引き起こされました。
 患者はもちろん、その家族や地元の住民達もつらくて苦しい日々が長い間続きました。裁判では住民側が勝訴しましたが、患者救済や健康調査は今もなお行われています。汚染された環境については、被害の克服に向けた長年にわたる努力によって、今では美しい水と大地がよみがえっています。
 イタイイタイ病資料館は、子どもたちをはじめ、幅広い年代の人々が、
 1 イタイイタイ病の恐ろしさを知り
 2 「克服の歴史」を学び
 3 一人一人が「環境と健康を大切にするライフスタイルの確立や地域づくり」に取り組む
 ことにつながる未来指向型の資料館をめざしています。

 この説明にあるように、「イタイイタイ病」の発生から克服までの歴史がわかりやすく展示と映像で、訪れる人たちにわかりやすく伝えています。人類が、この悲しい歴史を繰り返すことがないことを語っています。

「とやま健康パーク」全景、右側が資料館 資料館入口 館内の展示(暮らしの原風景)
館内の展示(発生と被害の実態) 館内の展示(環境被害対策) 全面解決に関する合意書
≪平成27(2015)年6月9日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年6月16日(火):第1521号】