新城・正養寺  場所の地図

 新城市千郷地区にある曹洞宗の寺院で、山号を大慈山といいます。奥三河七観音霊場の一つです。
 県指定文化財である「木造十一面観音菩薩立像」を所蔵しています。木像は平安時代に造られたもので、高さ106cm、幅33cmの通常「三尺像」と呼ぶ大きさです。使用されている木の種類は、「榧(かや)」で、頭頂部の十一面から足元まで1本の木から彫り出された「一木造り」です。像の表面彫刻は全体に荒く、木の節を多く残したままです。また、像の底は木腐れによる空洞を含んだまま彫りだしています。木像は、虫喰いをはじめとして、全体に傷みがはげしかったが、平成5(1993)年に保存修理を実施しました。

山門 本堂 「木造十一面観音菩薩立像」の写真
≪平成27(2015)年6月5日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年6月9日(火):第1515号】