大野頭首工  場所の地図

 頭首工とは、河川の水を用水路に引き入れるための施設をいいます。すでに、寒狭川頭首工について【平成25年4月3日(水):第717号】で紹介していますが、旧鳳来地区には、ここ大野地区ににも豊川(とよがわ)用水の施設の一つである「大野頭首工」があります。豊川用水事業の取水施設として、宇連川に建設され、昭和36(1961)年に完成しました。宇連ダム、大島ダム、佐久間ダム、大入、振草の流水を自己の流水と合わせて、東西両幹線水路へ送るための大切な施設です。宇連川から、最大毎分30立方m水を取水ことができます。豊川用水は、東三河及び遠州地域の発展に大きく貢献しています。

豊川用水の概要

 豊川用水事業は天竜・東三河総合開発特定地域の指定により、その一環として豊川水系と天竜川水系の水資源を高度に利用し、愛知県の東三河地域及び静岡県湖西市域の農業用水・上水道用水及び工業用水を供給することを目的として実施され、昭和43(1968)年に通水を開始しました。
 その後の営農形態の変化や、人工の増加と生活水準の向上及び工場の進出により水利用実態が大きく変わり恒常的な水不足が生じました。これを解消し用水の安定供給を図るために、新たな水源を確保する豊川総合用水事業が実施され平成13(2001)年度に完成し、豊川用水施設と一体的な管理を行っています。

≪平成27(2015)年6月5日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年6月7日(日):第1512号】