當麻寺(たいまでら)  場所の地図

 當麻寺は、奈良市から南へ30kmほどの葛城市にある、白鳳・天平様式の大伽藍を有する古刹です。
 當麻寺に関する由緒が、HPにつぎのようにうたわれています。

 當麻寺は、古代大和の“西方”に位置し、金堂の弥勒仏や四天王、梵鐘などの白鳳美術を今に伝えるほか、古代の三重塔が東西一対で残る全国唯一の寺としても知られています。本尊として祀られる「當麻曼荼羅(たいま・まんだら)」は、奈良時代、藤原家の郎女・中将姫(ちゅうじょうひめ)さまが写経の功徳によって目の当たりにした極楽浄土の光景を壮大な規模で表したもので、中将姫さまを常に守護し、導いた守り本尊「導き観音さま」とともに今も多くの人々のよりどころになっています。
 當麻寺は、1400年という長い歴史の中で、さまざまな変遷を繰り返しながら今に伝えられてきています。
 もとは聖徳太子の弟・麻呂古親王(まろこしんのう)が創建した万法蔵院がはじまりで、白鳳時代に河内から當麻の地に移り、奈良時代に当麻曼荼羅が表され、平安時代には密教文化が栄えました。平安末の焼き討ちによる危機を経た中世以降は、中将姫伝説の広まりとともに曼荼羅信仰の寺として再興し、寺の向きも南面から東面に変わり、近世には、真言宗に浄土宗が同居することも受け入れ今日にいたっています。山号は二上山です。

 まず、本堂で、本尊様である當麻曼荼羅を拝観しました。本尊様が仏像ではなく曼荼羅であるということにまず驚きでした。そして、金堂にある弥勒仏や四天王のその古さと荘厳さに圧倒されました。
 その後、冬ぼたんがが咲く奥院の浄土庭園、西南院の西塔を背景にした回遊式庭園、中之坊の東塔を背景にした回遊式庭園、どれもその美しさには感動の連続でした。寒い1日であったため、観光客はほとんどいなく、この大きな伽藍と境内をひとりじめにした半日でした。
 
 當麻寺の境内図は、http://www.shopkitagawa.com/taima/taimaderazu.htmを参照してください。

本堂(内陣−天平時代、外陣−藤原時代) 金堂(鎌倉時代) 石灯籠(白鳳時代)
講堂(鎌倉時代) 奥院・浄土庭園 美しく咲く冬ぼたん
西南院の回遊式庭園 西南院と西塔 中之坊の回遊式庭園
≪平成26(2014)年1月8日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年1月15日(水):第1004号】