豊橋・瓜郷(うりごう)遺跡  場所の地図

 豊橋市の中心部から北側約5km、国道1号線から西側250mほど入ったところに、静岡県の登呂遺跡と並ぶ弥生時代の遺跡があります。遺跡の入口に次の説明看板がありました。普段近くをよくとおるのですが、訪れたのは今回が初めてです。こんな貴重な弥生時代の遺跡がこんなにも近くにあったことに驚きでした。

 国指定史跡 瓜郷遺跡 昭和28(1953)年11月14日指定
 この遺跡は低湿地に囲まれた自然堤防の上に立地する、弥生時代中期から古墳時代前期(2000年前唐1700年前)にかけての集落(ムラ)の跡です。
 昭和22(1950)年11月から昭和27(1952)年10月までの間、5回にわたり発掘調査が実施され、土器・石器・骨角器・木製の農具などが出土しました。これらの出土品は東三河地方の弥生文化を知るうえで重要な手がかりとなっています。
 ここでは農耕(主に稲作)のほかに、漁撈(漁をすること)や狩猟(弓矢などで鳥や獣を捕らえること)などが行われていたことがわかりました。
 瓜郷遺跡は唐古(からこ)遺跡(奈良県)・登呂遺跡(静岡県)などとともに弥生時代の低地にある遺跡の一つとして貴重なものです。なお出土品は、豊橋市美術博物館に収蔵されています。

瓜郷遺跡の石標 復元された竪穴住居
≪平成25(2013)年6月29日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年6月30日(日):第805号】