福井・東尋坊  場所の地図

 福井県で最も有名な観光地の一つである東尋坊へ行きました。前回来たときは、長く続く土産物店街の思い出しかなかったですが、今回は世界で三個所しかないという安山岩の柱状節理を、陸から海から堪能しました。

 東尋坊のいわれは、次のような説明文がありました。
 むかし勝山に東尋坊という弾力無双の悪僧がいました。一山の僧徒は、東尋坊を日頃から非常に憎んでいたため、ある日三国海岸見物にことよせて東尋坊を誘い出し、したたか、酒を飲ませ、この深海に突き落として殺してしまったところ、そのうらみによって色々な怪異がおきたので、その名がうまれたものと言い伝えられています。

 また、東尋坊の地形については、次の説明がありました。
 東尋坊付近は、今から約50年前頃隆起し、標高80.8mの陣ヶ岡を中心に、台地性丘陵地としてできたものです。これらの台地性丘陵地は、米ヶ脇累層とよばれる礫岩、凝灰岩、泥岩、砂岩からなる堆積岩層と、その間に介在する東尋坊、雄島、越前松島などにみられる硬い各種の安山岩からできています。
 硬い安山岩からなる海岸線は浸食されにくいのに対して、堆積岩層は軟らかく浸食が激しいため、東尋坊、雄島、越前松島が現在のように海に突出し、みごとな海蝕断崖を形成しているわけです。

陸から見た東尋坊
海から見た東尋坊 
≪平成25(2013)年6月14日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年6月18日(火):第793号】