亀山宿  遍照寺場所の地図

 亀山宿は、東海道五十三次の46番目の宿場です。現在の行政区分では三重県亀山市です。東の端から西の端まで、約2.5kmが亀山宿です。広重は「雪晴」と題し、右遙か上に望む亀山城に向け、急な坂道を登る大名行列を描いています(wikipedia参照)。左下には城下町の宿場の家々が見えます。一面の雪景色で真っ白な風景と、左端半分を占める空の美しさには思わず目を見張ります。稜線や木々を描く線に、中央左に描かれる朝焼けが限りなく美しく映えています。亀山は宿場町であるとともに、 亀山城の城下町としての顔も持っていました。そのため、見通 しのきかない曲がりくねった複雑な道や坂道が多く、城下町らしい特徴的な町並みとなっています。
 城の一部は移築再建され、幾重にも曲がる細い路地に、武家屋敷や寺社の建物等が、旧東海道では、宿場町としての当時の名残を残しています。また当時の亀山宿であった場所には、当時の屋号がすべて表示されています。街道の急な坂を下ると、坂の下に本堂があるため「頭で鐘撞く遍照寺」といわれた古刹があります。本堂は、亀山藩主在国中の居館であるとともに、旧亀山城の玄関と式台の一部を移築してできたものです。天台真盛宗の寺院で、山号を延寿山といいます。
     

城下町宿場町としての名残を残す白壁 東海道亀山宿を示す石碑 当時の亀山宿を示す屋号
遍照寺山門 遍照寺本堂
≪平成24(2012)年3月19日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年2月25日(月):第680号】