旧鳳来町消防団第7分団第2部屯所  場所の地図

 新城市川合地区に、市指定文化財の珍しい洋風建築物があるというので行ってきました。建物前には、次の説明がありました。

鳳来町(現新城市)指定文化財
(有形民俗文化財)旧鳳来町消防団第7分団第2部屯所
              平成13(2001)年6月8日指定
(説明)
 この建物は、大正10(1921)年代の建築とみられており、消防団の屯所(とんしょ:関係者が用事に備えて待機する場所)として建てられ、宇連ダム建設の時(昭和33(1958)年竣工)に、警察官駐在所としても使われたという。
 間口3間(5.4m)奥行き2間(3.6m)の木造総2階建て、外壁は白い横板を張ったものであり、屋根はかわらぶきで、屋根上に望楼がついている。
 洋風のこの建築様式は「コロニアルスタイル」と呼ばれ、17〜18世紀にアメリカで成立した簡単な木造建築である。日本では、明治時代北海道開拓の時にアメリカから来日した技術者により伝わった。昭和初期まで役場、郵便局、医院などがこの様式で多く建てられた。
 山村においてもこのような建物が建てられたことは、このコロニアルスタイルが全国の隅々まで普及したことを示す貴重な例であり、奥三河地方における数少ない洋風建築として歴史的な価値が高い。

≪平成24(2012)年12月24日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年12月25日(火):第618号】