飯山・正受庵(しょうじゅあん)  場所の地図

 飯山市街地の西側に今日紹介する臨済宗妙心寺派の寺院である小畝山(こうねさん)正受庵があります。山裾にひっそりと建つ禅院です。
 正受庵は、臨済宗中興の祖とされる白隠禅師の師である道鏡慧端(えたん)の住まいとして知られており、参道入口に次の説明文がありました。

 長野県史跡
  恵端禅師旧跡 正受庵 指定 昭和35(1960)年2月11日
 恵端禅師正受老人は、寛永19(1642)年飯山に生まれ、19歳江戸に出て、道を修むること前後17年、其の法灯をつぎ名刹を捨てて、生地に帰り、飯山城主の厚い帰依によって営まれたこの簡素な禅庵に生母を迎えて住むこと45年、享保6(1721)年80歳にて遷化するまで、ひたすら仏道に精進し、白隠はじめすぐれた子弟を育てて、わが国臨済禅中興の基を開いた。現存の本堂旧庵跡は、弘化4(1847)年の大地震に破損して改築されたが、その規模にあってはよく旧庵の遺稿を留め、城主より拝領の水石・老梅等、閑寂な境内の景致と相まって故人の遺徳をしのぶことができる。     昭和47(1972)年12月28日
   長野県教育委員会・飯山市教育委員会

参道入口 本堂と鐘楼
≪平成23(2011)年11月30日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年11月11日(日):第574号】