馬頭観音A  場所の地図

 釣月寺へ入山する旧街道の入口に馬頭観音像一群が立っています。現在、釣月寺へ入山するためには、【平成23年5月15日(日):第28号】で紹介した「FOMAアンテナ」がある所からが主な入山口ですが、この道路ができるまでは、こちらの旧街道からが入山口でした。
 この馬頭観音は、大正から昭和初期にかけて、この地区の馬主の方々が中心になって建てられたものです。当時、海老地区は、伊那街道の宿場町としてたいそう栄え、そのため運搬用の馬が相当多く飼われていたようです。当初は、街道の難所である「暗渠」と呼ばれる場所にあったものを、街道が拡張された時に、ここに移されました。「暗渠」は、現在は、広い道になっていますが、私が子供の頃までは、通行が危険なところとして有名でした。馬車や車がそこの谷底へ落ちて何人もの死者が出ているようです。(位置関係は下記地図を参照)
 観音像は、時を刻み、かけたり、苔むしたりしていますが、その当時からの歴史を刻み、釣月寺口にひっそりと建っています。 

馬頭観音石像群 観音像上部にある馬の絵
馬頭観音像全体 観音像建立者の寄付金名簿


観音像群

≪平成24(2012)年10月6日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年10月31日(水):第563号】