新美南吉記念館  場所の地図

 半田市にある新美南吉記念館を紹介します。名鉄河和線半田口駅から西へ徒歩20分、入館料は¥210です。
 新美南吉は、大正2(1913)年に生まれ、昭和18(1943)年に27歳という若さで没しています。その短い生涯に、「ごん狐」をはじめとする数々の童話を残しています。
 奇抜な外観を持つ記念館(写真@)の中に、新美南吉を偲ぶ数々の資料(写真AB)が収納されています。フアンなら時間を経つのを忘れることでしょう。
 南吉記念館が建てられている一角は、「童話の森」という公園(写真C)になっており、散策ができるようになっています。
  「童話の森」の説明看板には、次のような説明文がありました。


       「ごんぎつね」の舞台 童話の森
 この森がある場所は、中山といい、戦国時代に岩滑(やなべ)を治め、「ごんぎつね」にも登場する中山氏の城跡だと伝えられてきたところです。しかし、土塁などの跡はなく、実際の居城は、町の中にあったと考えられています。
 江戸時代の村絵図を見ると、この森は、尾張藩が村人の利用を制限し、水源の保護とした「御林(みばやし)」になっています。
 南吉が生きた大正から昭和初期には、マツやコナラといった、明るい場所を好む樹林が多く生えていたようです。人々はそこで落ち葉や枯枝を採り、風呂やカマドの焚き物(たきもの)にしていました。
 戦後、人が森に入らなくなると、マツやコナラの間から、暗い場所でも育つヒサカキやカクレミノが生えてきて、次第に森の主役になりました。
 森は人々の生活の仕方のよって、その姿を変えているのです。
                  寄贈 半田ロータリークラブ 創立60周年記念

写真@ 奇抜な外観の記念館 写真A 館内の収納品の一部(その1)
写真B 館内の収納品の一部(その2) 写真C 童話の森
≪平成23(2011)年6月17日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成23年10月5日(水):第171号】