岡崎城【岡崎観光きらり百選 bR】  場所の地図

 岡崎の観光資産で最も有名な岡崎城に行ってきました。入館料は¥200です。岡崎市内の中央に位置し、岡崎市民を年中見守っています。城内は、近代的な博物館になっており、歴史の勉強ができるようになっています。
 館内の構造は、次のようになっています。
   5F 展望台 360度岡崎市を中心とした西三河地方が一望。岡崎城絵図の展示。
   4F 展示テーマ「城と城主」 歴代岡崎城主の展示。
   3F 展示テーマ「城下町の文化と産業」 岡崎の産業文化や人々の生活の展示。
   2F 展示テーマ「藩政と支配」 岡崎藩の藩政と農民支配の紹介。
   1F 券売所と休憩所。 

大手門説明石碑 大手門
     岡崎市指定文化財  史跡 岡崎城址
 享徳元(1452)年または康生元(1455)年、明大寺に居館を構えていた西郷弾正左衛門頼嗣(青海入道)が菅生川の北岸に砦となる城を築いたのが岡崎城の始まりである。その後、安祥城主から岡崎城主となった松平清康は享禄4(1531)年にこの地を本拠とし、本格的な岡崎城を構えた。
 天文11(1542)年12月26日に城中で徳川家康が誕生しており、城内にはえな塚、産湯の井が残る。
 天文18(1590)年に豊臣秀吉の部将であった田中吉政が入城。城郭を拡張して東海道を城下に引き入れ、城の東・北・西に惣構えの堀を巡らし、近世の岡崎城と城下町の基礎づくりを行った。
 江戸時代は石高5万石の譜代大名(前本多家4代-水野家7代-松平家1代-後本多家6代)の居城となり、その間たびたび修復が行われた。
 明治維新後、天守閣以下の建物は明治6(1873)年に取り壊され、本丸・二の丸など主要部分は明治8(1875)年に岡崎公園となった。現在の天守閣は昭和34(1959)年の再建である。
 昭和37(1962)年6月15日指定       岡崎市教育委員会
岡崎城の説明看板より  岡崎城全景
≪平成23(2011)年10月21日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成23年10月27日(木):第193号】