葉付き卒塔婆
この地方では、33回忌の法要を、最後の法要ということで「おとりあげ」といい、葉付き塔婆で供養する習慣があります。葉付き塔婆とは、約2mほどの檜をもちいます。祖先が天まで昇るようにとの願いで、檜の頂上が残っていることが大切です。上から三分の一ほど枝をつけたままにし、三分の二ほどの幹をなたでけずって、戒名を記載するところを作ります。完成した葉付き塔婆がその写真です。
≪平成23(2011)年5月1日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成23年5月5日(木):第18号】