J.O.R.S.(Jimny Off-Road Sprits) 競技規則書


2003年度の競技規則書です。
昨年までとは若干変更があります。ご確認をお願いいたします。
申込みについては別途メール等でお問合せください。

【第 1 条】 開催趣旨について
本競技会は四輪駆動車によるオブストラクトトライアルであり、モータースポーツとして開催するものとする。
四輪駆動車の運転技術向上、車輌部品の研究開発の為開催するが、主として初・中級者を対象とする。


【第 2 条】 競技名称について
第21回ジムニーオフロードスピリッツトライアル大会(以下JORS.Tと記す)とする。

【第 3 条】 主催者について
JCJ支部連合が行う。
又主たる運営については日本ジムニークラブ東京支部(以下JCJ TOKYOと記す)が行う。

【第 4 条】 運営・協力について
運営:JCJ TOKYO JORS実行委員会
スタッフ:日本ジムニークラブ 本部、JCJ支部連合
(湘南支部、三島支部、北東京支部、茅ヶ崎支部、埼玉支部、猿ヶ島支部、清水支部、房総支部、神奈川支部JCJ甲府支部、JCJ信州支部、他

協力:IMPSクラブ他

【第 5 条】 開催日について
今大会は平成15年7月20日(日)に開催する。

【第 6 条】 開催場所について
「富士ヶ嶺オフロードコース」
山梨県西八代郡上九一色村富士ヶ嶺466 で行う。

【第 7 条】 大会役員について
以下のものを役員とする。
大会委員長  野村 和正
実行委員長  篠崎 和博
競技委員長  中澤 壱徳
競技委員   田島 一行
 計時委員長  野村 京子

【第 8 条】 参加車両について
・四輪駆動車全般、但し産業用・農耕車は認めない。
 ナンバー付で参加する車輌については有効な保安設備を装備している事。
 ナンバーなし車輌についてもバックランプ、ブレーキランプが有効に機能する事。

乗員の安全を確保できる4×3点式以上の有効なシートベルトを装備している事が必要で、
 取り付けは裏板を当て一般的競技基準に則り取り付けなければならない。

ドアを外す場合は減点1を付す。(SJ10等ドアのない車輌も同様とする)
 ドアは自作品でも構わないが、一般的ハーフドアサイズとし、全面がパネルとなっていること。
 (ウォークスルータイプのドアは減点対象とする)
幌車及びドアを外している車輌は6点式以上のロールケージを装着すること。
 この場合も落下防止バー等の措置を講じる事が望ましい。

ナンバーなしとして申込みした車両については6点式以上のロールケージを装着すること。
 (当日ナンバーなし車輌と判定された場合はこの限りではない。
 但し明らかにナンバーなし車輌と判断できる車輌はこの補助規定を準用しない)

・タイヤチェーン、スパイクタイヤ、農耕用タイヤ及び競技専用タイヤの使用は禁止する。
 (一般タイヤの常識的グルービングは可とする)
ナンバー付き車両についてはタイヤ(サイドウォールを含む)が車検証記載のボディ巾よりはみ出してはならない。
 はみ出している場合は減点1を付す。
 ナンバーなしとみなされた車両はタイヤの幅の1/3以上がホディーから飛び出してはならない。
・前後に有効な牽引フックを取り付ける事。(フレーム・シャックルは、牽引用フックとは認めない。)
・車輌の各オイルキャップ(ブレーキオイル、2サイクルオイル、パワステオイル等)及びバッテリー端子はテーピングを行うこと。
 4サイクル車等のオイルキャップは車検時にしまっている事を確認する。
ナンバー付きの車両は、ボンネット・リアゲートの交換、サイドシルのカットまでを認める。
 それ以上の大幅なボディ改造及びステアリングブレーキ等ブレーキラインを改造している車両はナンバーなし車両とみなす。
 (今大会において使用できない様修正を加えてある車輌はナンバーつき車輌と認める)
・競技車両は消火器を備える事が望ましい。
・燃料タンクは、純正または転倒時に燃料漏れを起こさない安全なものを使用し、確実に固定すること。
 (燃料タンクを著しく変更または移動した車両はナンバーなし車両とみなす)


【第 9 条】 服装の規定について
競技者は、競技中は首から下の肌が露出しない服装(レーシングスーツが望ましい)
ヘルメット(JIS2種・ジェット型以上の物:半キャップは不可)
グローブ(指先から手首まで覆う物、レーシンググローブが望ましい)を着用すること。
レーシンググローブ以外の布製の手袋(軍手等)やビニール等の手袋は認めない。(皮製のグローブは可とする)

【第10条】 クラス分けについて
ホイールベース・改造等によるクラス分けは行わない。
但しナンバーなしで申込した車両及びナンバーなしとみなされた車両は3点のハンデキャップを設定する。

またドアを外して参加する車輌、タイヤがボディよりはみ出している車輌は1点のハンデキャップを設定する。(両方でも1点)

【第11条】 参加資格について
日本国内で有効な運転免許証を所有していること。
但し20歳未満は親権者の確認を得ること。(申込書にて確認する。)

おおらかな心をもって大会に参加し、些細なオフィシャルのミスは笑って済ませる事が可能なこと。

【第12条】 参加制限について
出場台数は130台以下で主催者が任意に変更できるものとする。
また同一車両での重複参加は1台につき2名までとしてその場合申し込みは別々に行う必要があり1申し込みを出場1台とみなす。

またナビゲーターの同乗は禁止する。

【第13条】 参加料について
エントリードライバ一1名につき 13,000円(昼食:但し賄いカレー程度付)
 ギャラリー           無料

【第14条】 参加申込方法及び受付について
申し込みは大会事務局指定の申込先に「大会参加申込書」に捺印の上同封し、現金書留により申し込むものとする。
申し込みは平成15年6月16日より受け付けるものとし、受付順にグリットを確保できるものとする。
それ以前に送付された場合は6月16日の受付(6月16日着分を優先)とする。
申込期限(大会10日前)までに事務局指定の申込先に書類が到着すると折り返し正式受理書を発送する。
主催者は理由を明示する事なく参加を拒否できるものとする。
この場合参加料は事務局手数料(1000円)を差し引いて申込者に返送する。
なお、正式受理後の参加費はいかなる理由があっても返却されない。

【第15条】 参加申込について
参加申込み先は下記の通りである。
〒156-0054 東京都世田谷区桜丘5丁目郵便局留
JCJ TOKYO JORS.T実行委員会事務局 野村和正宛

【第16条】 車両及びドライバーの変更について
競技車両の変更は当日の競技受付時まで認める。受付終了後の変更は認めない。
またドライバーの変更は認めない。

【第17条】 タイムスケジュールについて
競技当日のタイムスケジュールは以下の通りとする。但し主催者が必要と認めた場合この限りではない。
・入場受付         6:00〜
・競技受付           6:30〜 8:20
・車検            7:00〜 8:25
・開会式           8:30〜 8:40
・ドライバーズミーティング  8:40〜 8:55
・競技(午前)     9:00〜12:00
          (10:30〜10:40  オフィシャル休憩)
・昼休み         12:00〜13:00
・競技(午後)    13:00〜15:00
・表彰式・閉会式    15:30〜
技術委員は、車検時間以外でも必要に応じて競技車両の検査・修正を指示できるものとする。

【第18条】 車両検査について
車検は参加が認められた車両が、第8条及び第9条の規定に適合している事を確認するものである。

・参加者は競技受付終了後オフィシャルの指示に従い速やかに車検を受けなければならない。
 その際、レンズ類(ガラス、プラスチック共)の飛散防止処理、バッテリー端子、コイルにショート防止処理、ならびにゼッケン・ステッカーを指定の場 所に貼付けをし、使用する服装、ヘルメット及びグローブを提示する事。
・技術委員は不適当と判断した個所について修正を命じることができる。
 修正を命じられた車両は、競技開始前までに再車検を受け、合格しなければならない。

【第19条】 競技について
競技は5つ以上のセクションを設け、各セクションの減点の合計により競うものとする。
セクションのうち1個所はSSセクションとする。
減点数が同じ場合はセクションのクリーン数の多いもの、それでも決まらない場合はSSタイムの早いもの、採点表の提出の早いものの順で競うものとする。
・各セクションの所要時間は3分以内とする。
・セクション内の減点及びタイムキーピングは競技委員が行う。
 セクションインは競技委員の指示に従い、またセクションアウトした競技者は競技委員により採点表の記入を受けなければならない。
・各セクションとも前進で進入し、前進で競技を終了しなければならない。
 コースアウトは車輌後端の通過をもって採点する。転倒状態の場合は通過と認めない。
・減点は各セクション最高10点とする。
指定場所への採点表の提出をもって競技終了とする。
・開会式時に競技委員長より特別ルールの説明があった場合は特別ルールを優先する物とする。
・各セクションは競技終了後速やかに撤収するものとする。

【第20条】 減点基準について
以下の基準を採用する。
・車両のホイールベース未満のバック                 1回毎に 減点 1
車両のホイールベース以上のバック                 1回毎に 減点 3
5カウント以上の停止                       1回毎に 減点 5
コーステープタッチ、セクションカット                   減点10
タイムオーバー                     減点10
車外に手足を出す等の危険行為              減点10
積載物の車外落下                    減点10
ナンバー付き車輌でドアを外している車輌及びタイヤがはみ出している車輌
                        開始時に 減点 1

ナンバーなし車両、ナンバーなしとみなされる車両
                        開始時に 減点 3


【第21条】 失格について
次の行為をした場合、大会委員長の判断により参加者は本競技会の参加資格を失うものとする。
競技委員の重要な指示(公式通知を含む)に従わなかった場合。
不正行為をしたと判断された場合(競技中のギャラリーの指示は不正行為とみなす)
第17条3項の指示に従わず車両の修正を行わなかった場合。
人身事故を起こした場合。

【第22条】 抗議と抗議時間の制限
参加者は自分が不当に処遇されていると判断した場合、これに対して抗議する事ができる。
 但し本競技規則書に対する抗議は受け付けない。
抗議を行う場合は必ず文書にて抗議事項を明記し、審判長あてに1件に付き金1万円を添え暫定結果発表後10分以内に大会本部に提出する事。
・抗議に基づき何らかの費用が発生し、抗議が成立した場合は抗議対象者が負担する。
 また、不成立の場合は抗議提出者の負担とする。
抗議に基づき発生した費用の算出は大会役員が行う。
・各セクションは競技を終了したら撤収するので抗議に必要な資料は抗議者が自ら準備をする事。

【第23条】 競技会の延期・中止・打ち切り等について
主催者は特別な事情による場合において競技の延期・中止・打ち切り、及び競技時間の延長、短縮を行う事ができる。
中止の場合、参加費は運営事務局が必要経費を算出し、残金を参加者に返却する。
競技を途中で打ち切る場合、参加費は返却しない。

【第24条】 損害賠償について
参加者は競技会において発生した物損、人身に関する損害について自身の責任を持って賠償しなければならない。
参加者は主催団体又はそれに属する個人が一切の責任を負わない事を承諾し、競技会に参加しなければならない。


【第25条】 賞典について
賞典は以下の通りとする。
・総合1位〜6位  1位〜3位についてはトロフィーと賞品
          4位〜6位については賞品
・レディース賞    1位〜3位に賞品(参加人数により変更あり)
・当日賞      20位に賞品
・21回賞     21位に特別賞
・飛び賞      15位、25位、35位以下10位ごとに賞品
・遠方賞        当日最遠方より来たエントラントに賞品
・ファーストクリーン賞(SSを除くセクションで最初にクリーンした車輌)
          賞品
・SS賞      SS最速者に賞品
その他実行委員会が定める順位
          賞品
表彰式時点で対象者が在席していない場合賞品の授与は行わない。

                                      以  上