19th J.O.R.S.(Jimny Off-Road Sprits)


日付 2001年7月28日(日)
場所 富士ヶ嶺オフロードコース
    山梨県西八千代郡上九一色村本栖字割石212

前日は夕方から雨が降り、雨の中のトライアル大会になってしまうかと思いましたが当日は幸い晴れ間も見え、まずまずのお天気の中開催できました。
午後になり少し霧も出てしまいましたが7月末の天気としてはそれほど暑くも無くエントラントやギャラリーから気分の悪くなる方もいずほっとした次第です。
さて、セクションの方ですが、以下のような状況でした。

 第1セクションは広場右手の林に設定しました。
枯れ沢の登りとタイトターン、タイヤの登りといった複合セクションでしたが、一部のエントラントを除きセクションアウトできていました。
ロングクラスの中ではパジェロの岩崎さんが減点2で通過していました。
いろいろな大会で使用されている場所なので各エントラントも走り方のこつをつかみつつある様でした。
そんななかでもタイヤの登り直後の下りへのタイトターンで勢いあまり転倒する車がありました。
本人は大変だったでしょうがギャラリーは沸いていました。

 第2セクションは上部バケツの左側のガレ場を利用しました。
ガレ場の登りですが、途中にポールを設け右回り、左回りとも可能なコースとして設定しました。
ここは割と難しかった様で6位の人までは0点でしたが、7位以下はここで1点減点をもらった人が多かったようです。
またここは時間帯で右回りが有利なときと左回りが有利なときがあったようです。
うまく回るとパジェロクラスでも1点の減点で通過していました。
前日の雨が悪い方に作用し滑って登れないのではとの危惧もありまし
たがそんな事も無く多くの方が通過していました。
またここでは競技開始直後に転倒者が有り、暫くは慎重なエントラントが多かったようです。

 第3セクションは昨年も利用した外周路左上部の小さなヒルクライムがある部分です。
まずはヒルダウンから小さなヒルクライムを登り、隣のヒルダウンにトラバースし、さらにタイトターンで次のヒルクライムとヒルダウン、最後はスタート地点に登ってきて終了となるコースです。
ちょっとしたライン取りで10点を取ってしまうコースでしたが入賞した人は皆0点で通過していました。

第4セクションは広場下のバンクとタイヤを利用したコースでした。
バンクの中間にコーステープを設置し大きく回るか、バンクの緩やかな部分を回り次のタイヤに向かうタイトターンを通過するか選べるコースとしましたが、ほとんどのエントラントはバンク上段に登り、タイヤのウイッシュボーンが半分埋まったタイヤの林かにトライし、最後は大タイヤを越えてゴールするというものでした。6位の山田さんはここの罠にはまり1点を失っていました。

第5セクションは下の広場横のマッドを利用したコースでした。
スタートしてすぐのステアケースを越え、反時計回りにタイトターンし時計回りに180度ターン、泥の中を走り右のレーンへ移動、そこから反時計回りに180度回りコースインしたときにあったステアケースをもう一度登りスタート地点でゴールとなります。
総合4位、5位の人はここで1点バックをもらい3位までには入れなかったようです。

第6セクションはモーグルを利用したSSセクションとしました。
最終的にはこのSSでのタイム勝負となりましたが他のエントラントとの駆け引きのため、いつこのセクションにトライするかが勝負の分かれ目となっていました。
このセクションでは3台ほど10点を取っていましたが、ここの10点で入賞圏内から脱落した人もいて、スピードをだすだけではいけないと感じられるコースでした。

今回減点10を取った最上位は23位に入賞した「T.A.S宝四駆会」の三枝光男さん、逆に減点10を取らなかった最下位は36位同じく「T.A.S宝四駆会」菅谷智一さんでした。
又リタイヤは4台とほぼ皆さんに楽しんでいただけた大会になったと思っております。
今年は競技長の中澤が関西(アドベンチャーランド針コース)で優勝していた事もあり奈良や岡崎からも参加していただけました。
又ギャラリーの中にも浜松から来ていた人がいたりと、手前味噌では有りますが全国的に名の通ったレースに育ったと感謝しています。

 参加車両はほとんどがジムニーでしたがパジェロやエスクードの参加もあり、ジムニー以外で1番上位となったのは「JCJ富士川/土舞路駆」の望月大輔さんのエスクードノマドでした。
ほとんどのエントラントは競技規則書を熟読し参加されていましたが、何名かのエントラントが拡大解釈されていた様で今後はよりわかりやすい競技規則書を作成しなければと反省しております。
 各賞典はレディース賞1位に総合でも10位に入賞した「JCJ信州」の中野彰子さん(減点2)、レディース2位(総合18位)に「4×4MUDMAX」の本杉理恵子さん(減点6)、同3位(総合32位)に「チームなかよし」の川田伊都美さん(減点15)、当日賞29位には「木崎商店Jプロジェクト」の木崎隆司さん、19回賞には19位「一走入魂」の鈴木直樹さん、マガジン賞には44位「JCJ茅ヶ崎」早川博之さん、その他飛び賞として10位、20位…70位の方達、
そして6位から「一走入魂」山田直美さん(減点1)、5位に「トライアルギャング」東條晴正さん(減点1)、4位に「チームなかよし」の川田伸男さん(減点1)、3位に「トライアルギャング」中澤修さん(減点0、SSタイム47秒78)、2位に「チームなかよし」渡邊文男さん(減点0、SSタイム46秒78)、
そして優勝は「トライアルギャング」小野澤共市さん(減点0、SSタイム45秒05)という結果でした。

今回取材が有った雑誌:SUPER SUZY

掲載予定の雑誌   :SUPER SUZY(9月発売号)
                  4×4マガジン、4WDクラフト(もしかしたら10月発売号かも…)

協賛頂いた会社   :4×4TRIAL IMPS、APIO、RV4ワイルドグース
            4×4キタガワ、J−SHOP、IMPS1 ダーツブラザーズ

            スピリットファイヤー(株)、 (株)ゴートレイ(シルバーストーン)

            潟Gスエスリミテッド、矢崎総業梶A(有)小森自動車工業、北川整体療術院

            4×4マガジン社、4WDクラフト編集部、小糸製作所(三島支部沼田氏)
            富士ヶ嶺オフロードコース、(有)中澤インテリア、(有)システムサービス
               アリコ保険会社、ウインター・トウル・スイス保険会社、三光正宗
            日本ジムニークラブ(本部)、JCJ三島支部、JCJ湘南支部

            JCJ信州支部

 協力頂いたクラブ  :JCJ本部、JCJ三島支部、JCJ湘南支部、JCJ埼玉支部
            JCJ北東京支部、JCJ猿ヶ島支部、IMPSクラブ

PS 当支部ではありませんが、第19回JORSの様子をホームページにアップして頂いております。よろしければご覧ください。

    三島支部:竹本様  http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Circuit/3800/

    JCJ湘南支部様  http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Pit/7097/010729/1.htm

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