17th J.O.R.S.(Jimny Off-Road Sprits)



17th J.O.R.S.トライアル大会の報告

日付 1999年8月8日(日)
場所 富士ヶ嶺オフロードコース
    山梨県西八千代郡上九一色村本栖字割石212
今回は83台の参加を得て、6セクションを設定し開催いたしました。
最終的には1台だけがリタイヤしましたが、82台は全コースを走行し予定時間前に各セクションのトライを終えていました。
中にはWエントリーの方もいましたが6位「ダーツ・ブラザース」小野勝重さん、44位「ジオランダーインプス」高橋知行さんと健闘していました。
(何故参加チームが違うかは不明)今回もモデファイド相当のマシンには5点のハンデキャップを設けました。

第1セクションは外周路右下の2本のヒルクライムを利用したヒルクライム、タイトターンそしてヒルダウンというコースです。
ほとんどの参加者はクリーンで通過しましたが、中には10点を取ってしまった選手もいました。基本的にはサービスセクションだったと思います。
第2セクションは富士ヶ嶺名物、上のバケツを利用したコースです。
バケツ下のロックのヒルクライムを利用しその後左ターン、鋭角に右ターンしバケツ最大角度のラインをヒルダウン、そして富士山に向かって登り大岩の前後を、右にタイトターンしてスタート地点に戻ると言うコースです。それぞれのターン部分のコース幅が狭い為、きちんとバックすれば通過できるがクリーンをねらうと落とし穴に陥るというコースでした。日ごろトライアルに参加している人達がこの罠にはまっているようでした。
第3セクションは林の上側です。
ロックのヒルダウン、そして立ち木を時計廻りに180度ターンしロックのヒルクライムで終わるというコースです。
最小減点は「トライアルギャング」の田村さん(SJ20)の減点1でした。
このセクションは立ち木に対してどこでターンを行うかが減点の分かれ目だった様です。
優勝した「マッド・マックス」の石井博文さん(SJ20)は減点3、2位のトライアル・サーカス大沢浩幸さん(JA11)は減点2で、3位の「インプス・クラブ」小野寺徹さんは減点4で通過していました。
ここは今回の目玉部分で実行委員会としては、ノーマルは減点2〜3、モデファイドマシンは減点0で通過して頂きたかったセクションですが、モデファイド4台のうち通過できたのは4位に入賞した「むつごろう」の竹添さん只一人でした。
第4セクションは下の林部分、タイヤのヒルクライムに対して90度に振った部分からスタート、タイヤのヒルクライムの後タイトターンしてヒルダウン、反時計廻りに再度タイトターンを行ないヒルクライム、スタートのタイヤ部分を下ってゴールと言うコースでした。
このセクションでは、72位の「トライアル・ギャング」戸門未果さんが減点0、79位の「JCJ三島」加藤さんが減点3と下位の人の中にも小減点で通過していました。上位では9位の「JCJ埼玉」の田島さんが減点10となかなか見ごたえの有るセクションでした。

第5セクションはモーグルの山部分をなめるように左右のターンが続くコースでした。
このセクションはモデファイド2台が減点0、ノーマルの最高は減点1でした。
このコースは2駆にしてスライドを駆けて廻ると時間が足りなくなるようなコース設定をした為、17台しか通過できませんでした。
多くの方はバックを嫌いタイムオーバーとなるか、テープやポールにタッチし減点10となっていました。
又ここでは「JCJ信州」青柳貴一氏が唯一の転倒となりました。

第6セクションはSSセクションでした。
長いルートの中に直角コーナーを配置して、エントラントのスピードの出し過ぎを押さえるコースを設定しました。
ここではバックを取らなかった為減点は0又は10でしたが8名が減点10を取っていました。
最速タイムは「マッド・マックス」勝又氏(SJ20)の50秒37でした。遅い車でも2分弱で通過していたようです。
ほとんどがジムニーかジープでしたが「DBレーシング」ランドクルーザー73の田島理彦さん、ハイラックスの櫻井敏彦さん、「モンキー・アイランドT.T」ランドクルーザー70の遠藤浩さん、「モンキー・アイランドT.T」ランドクルーザー73の織田俊彦さん、「一走入魂」ランドクルーザー70の鈴木直樹さん、と大きい車でも参加していただけました。
各賞典は以下のとおりです。
    優勝は「マッド・マックス」大沢博文さん(減点4)
    2位に「トライアル・サーカス」大沢浩幸さん(減点8)
    3位に「インプス・クラブ」小野寺徹さん(減点8)
    4位に「むつごろう」の竹添信吾さん(減点10)
    5位に「WAT'S」青木一充さん(減点10)
    6位から「ダーツ・ブラザーズ」小野勝重さん(減点11)
    レディース賞に「JCJ信州」の古畑美智子さん
    当日賞(その1)16位(8+8)には吉田賢二さん
    当日賞(その2)64位(8×8)には「JCJ信州」の田中賢司さん
    17回賞には17位「JCJ茅ヶ崎」の早川博之さん
    IMPS賞には13位「インプス・クラブ」井達晴夫さん
    マガジン賞には44位「ジオランダー・インプス」高橋友行さん
    遠方賞には岐阜からさ参加してくれた加地史明さん
    飛び賞として10位、20位…80位の方達
JCJの本部、支部(三島支部、湘南支部、埼玉支部、北東京支部、猿ヶ島支部他)等各支部のお手伝い
又協賛各社様のご厚意により今大会も無事終了いたしました。
改めて御礼申し上げます。

今回取材が有った雑誌:4WDクラフト
掲載予定の雑誌   :4×4マガジン、SUPER SUZY、4WDクラフト
           オフロードエクスプレス他
放送されるメディア :J−WAVE(TOKYO TODAY)8月18日
協賛頂いた会社  :4×4TRIAL IMPS、APIO、RV4ワイルドグース
             4×4キタガワ、AES千葉、J−SHOP
             (株)エス・エス・リミテッテド、スピリットファイヤー(株)
             アリコ保険会社、ウインター・トウル・スイス保険会社
             (有)内藤研磨工業所、小糸製作所、 (有)小森自動車、
             (株)ゴートレイ(シルバーストーン) 、デックス東京ビーチ
             G−REX、IMPS1 ダーツブラザーズ
             4×4マガジン社、4WDクラフト編集部
             北川整体療術院、日本ジムニークラブ
協力頂いたクラブ  :JCJ本部、JCJ三島支部、JCJ湘南支部、JCJ埼玉支部
             JCJ北東京支部、JCJ猿ヶ島支部

17th J.O.R.S.トライアル大会のリザルト

成績 ゼッケン 氏名/所属クラブ クラス HC. SEC.1 SEC.2 SEC.3 SEC.4 SEC.5 SEC.6 トータル クリーン数 SSタイム
優勝 29 石井 博文
 マッド・マックス
55.57
2位 79 大沢 浩幸
 トライアル・サーカス
87.78
3位 67 小野寺 徹
 インプス・クラブ
62.48
4位 竹添 信吾
 むつごろう
10 57.43
5位 27 青木 一充
 WAT’S
10 60.09
6位 20 小野 勝重
 ダーツ・ブラザース
11 55.90
7位 40 西田 義則
 モンキーアイランドTT
10 14 58,16
8位 82 大沢 芳彦
 小河内洗車友乃会
10 15 55.92
9位 田島 一行
 JCJ埼玉
10 15 56.62
10位 39 工藤 豊
 モンキーアイランドTT
10 15 61.84

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