バイクのバッテリー交換


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 93年登録のホンダDioである。長年通勤に使っていたが、通勤先が変わったためここ2年は数回しか乗っていない。前回乗ったのはいつかわすれたくらいである。走行距離はすでにメーター1回転して1万6千キロである。
 すでに昨年の冬にはバッテリーが上がっていて、エンジンの始動にはキックを使っていた。冬は寒くてバイクはいやなのだが、今年の暖冬のおかげでバイクに乗る気になった。過去1度バイク屋さんでバッテリー交換を行っているが、今回は自分でやってみることにした。


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 予備知識として手順をWebで調べてみると、バッテリーは一般のお店で買うより、Webで買うほうが安いという情報を得た。さっそくYahooオークションをみてみると、確かに新品のバッテリーが安く販売されている。機種の適合表を参考として、一番安い品物を注文した。写真の古河電池株式会社製である。2200円+送料500円だった。ユアサ製は少し高めだったが、まあそんなにこだわらないで安い方を選択した。
ダンボールの箱にバッテリー本体と電解液(希硫酸)が同梱されている。
店頭で確認すると同等品が3500円〜4000円で販売されており、送料を入れてもWebで購入したほうが安い!今回は日曜日に注文して水曜日には配達された。
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 使い方は簡単である。バッテリーの電解液注入口に貼ってあるシールをはがし、そこから電解液を注入するわけであるが、電解液のふたとして薄いアルミ箔が用いられており、これをとがった注入口に差し込んでやるとドボドボと流れ込んでいく。

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 差し込んだ状態である。差し込んで20分放置せよと注意書きがされているが、電解液はあっというまに中に入っていく。その後、内部で化学反応らしき音が聞こえてくる。水素が発生するため、内圧が高くならないように一定時間放置するらしい。

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 最後に蓋をはめて終了である。

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 Dioのバッテリーは座席下のヘルメットケース内にある。蓋がねじ2本でとまっている。

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 バッテリーが見えた。誇りだらけである。上面に見えているのは予備ヒューズである。
 バッテリバンドが爪でひっかけてあるのでそれを外し、ケーブル取り外しはマイナス側から行う。取り付けるときは逆にプラスから行う。
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 取り外したバッテリーである。ユアサ製が使われている。プラス側には何かが析出している。化学には弱いためよくわからないが、Webで調べてみると放電すると硫酸鉛が析出するらしい。
 新品に交換したDioは半年振りくらいに息を吹き返した。少し乗り回していると、カーブで前輪の安定感がないような気がする。見てみるとタイヤの空気が少ないようで、近くのバイク屋さんまで行って空気を入れてもらった。これでしばらく大丈夫だろう。

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