ペンタックスのSuperAである。徒然014にprogramAの修理を掲載しているが、それの兄貴分がやってきた。 電源は入るがシャッターがきれないというもの。 ペンタックスの機種は生産性がよく考えられており、その結果、分解組立も他メーカーのものに比べるとやりやすいように思える。 まずはトップカバーを開く。フレキに覆われた姿に以前は脅威を感じていたが、EOSの分解に慣れたせいか、それほどストレスを感じない。 ネジをどんどん外していくと、比較的簡単にここまでたどり着く。 ワッシャの位置を記録するためのメモ写真である。 これもそう。 ついでにここも。 シャッターユニットである。油でシャッター幕が張り付いているようだ。 慎重にシャッター幕を1枚1枚分解していく。 ばらばらである。ベンジンで洗浄してもとどおり組み立てる。それほど難しい作業ではない。 ダンパーラバーも劣化していたため、代用品に置き換えた。これで復活である。その他、色々部品の欠品があったが、ジャンクから見繕ってなんとか使えるようになった。 いいカメラではあるが、私はMEsuperの方が好きだ。理由は液晶表示がなんとなく中途半端で馴染めないからである。 |