キヤノン EOS10シャッター幕交換(2台目)


EOS10QD
 正確に言うとEOS10QDである。前回で散々懲りたはずなのですが(汗)
 ヨドバシでたまたま見つけたのが運の尽きでした。

EOS10QD
 1000円ですよ!1000円!
 これは救出しないといけないという使命感に燃えました(笑)
 1000円の下には3000円の値札がありました。こんなもの誰も買わないよね。

EOS10QD
 無惨な有様です。どうやったらこうなるの?

EOS10QD
 裏蓋のロック部です。ロック解除ボタン、ロック用金具、バネが欠品でした。

EOS10QD
 レンズ取り外し用ボタン。動かないためレンズが外れません。

EOS10QD
 底カバーを外して、その隙間からレンズリリースボタンを押し込みレンズを外しました。
 レンズが外れないことには前面カバーもはずせませんからねぇ。
 そこでレンズ取り外し用ボタンを見てみると、なんと接着剤いっぱいでくっついてました。その上、心棒は折れてます(泣)
 バネもないし。そうそう、アートコードリーダー用の受光部の内部部品が1つ欠品状態でした。前に何人かが修理に挑んできたようです、その他にもネジが1本ありませんでした。

EOS10QD
 シャッターをやっと取り出したところです。最初QDとは気が付かず、前回と同じと思いながら分解していたのですが、何カ所か違った部分があり、「マイナーチェンジか?」などと馬鹿なことを考えておりました。結局、今回は液晶の下にあるプリント板を完全に撤去しないと分解出来ませんでした。
 で、今回は献体用のシャッターは準備できず、前回のEOS10のシャッターを使用しました!ォィ!
 だって、今回のものより格段に程度がよかったもんですから。

EOS10QD
 裏蓋のロック部は、欠品部品を手持ちジャンクから見繕いました。ロック機構だけは、そんな都合のいい形状の部品がなかったため諦めましたが、蓋の開閉は問題なくできるようになりました。

EOS10QD
 ロック解除ボタンもないため。ゴムでカバー。

EOS10QD
 シャッター部分です。これで動作するようになりました。光モレは心配ですが、まあ実戦で使用するわけではないですからね。後、ストロボの動作不良は解決できずあきらめました。ここまでやると、EOSは何でもこいって感じですね(笑)


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