HP200LXはHP(ヒューレットパッカード社)製の「手のりパソコン」です。(その前機種としてHP100LXがあります。ここではあわせてLXと呼びます。)この胸ポケットにおさまる小ささの中にいろんな可能性を秘めています。
まず、内蔵されているPIM機能(Personal Information Management;個人情報管理ソフト=いわゆる電子手帳機能)は一度その世界を知ると他は使えないといううわさ(^^;
それに加えて、MS−DOSのソフトが動きます。このかわいいLXで、あのFDやVzが動くのです。
そして、「LXでできなければできるようにしてやろう」という多くの人達によって、様々なソフトが作られています。かゆい所に手が届くという逸品ぞろいのソフト達。HP200LX自体は1994年発売でCPUも数世代前のものです。でも、いまだ日々進歩しているのです。
アルカリ単3電池で30時間使えますので、いつでもどこでも気のむくままに使えます。
ザウルスのようにペン入力はできません。リブレットのようにWin95は使えません。でも、そのかわらしい姿の中で、使い手とのインタフェースがほどよくバランスしているのです。WindowsCEがでてきましたが、まだまだLXは現役ですね。