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御蔵島の船は,すべて6人〜10人乗りくらいの小さなものです(港が防波堤に囲 まれていないので使わないときは陸に上げておくため)。だから、イルカが船 に近づいてくると、さわれるくらいになることもあります(でもさわってはい けません)。そんなときが、ドルフィン・スイムのチャ ンスです。
フィンの先を揃えて、音をたてないように海にすべりこみます。まず少し泳い で船から離れましょう。そばにいると、急に船が動いたとき危険です。まわり をよく見ながら泳いで、イルカが見えたら早速潜りましょう。イルカが見えな くても・・・やっぱり潜ってみましょう。潜っている人にイルカは興味を示し ますから、とりあえず潜ってみたらイルカが後ろから ビュン、ということもあります。
浮上のときは水面の人や、特に船に気をつけましょう。船の近くにいるときは、
常に船頭さんから見えるところにいるようにしましょう。戻るとき以外は、船
には近づかないほうが無難です。ただし、離れすぎても危険です。常にまわり
を見回していてください。
波があるときは、波山に乗ったときに思い切り立ち泳ぎをすれば遠くまで見渡
せます。向かってくる波を気をつけて見てください。波に乗って近づいてくる
イルカの背びれが見えるかもしれません。イルカは波乗
りが大好きです。
イルカが行ってしまいそうなときは、距離をおいてついていってみましょう。 あわてて追いかけると逃げてしまいます。見えなくなっても、いなくなったと は限りません。ふと下を見ると底のほうに潜っていたり、運がよければ見に戻 って来ることもあります。そろそろ帰ろうと船に向かって泳いでいたら、 後ろからすごい勢いで追い越されることもあります 。
だいぶ離れてしまったので船に戻ろうとしたら、イルカの群れと鉢合わせしま した。向こうも、「おっとこんなところにも人間がいた か」てな感じで右往左往していました。