RADIO ’99


8月20日(金)FM-NIGATA SEASIDE STATION’99

新潟・青山海岸「Coast Cafe775」!公開生放送
 p.m.1:00〜3:00、p.m.5:25〜6:00頃


20日当日、すごいいい天気!
初めて1人で遠出をするので、前日からドキドキしてました。
flipperさんに情報をいただき、気合いを入れて、行ってきてしまいました!
ネットで生中継って、分かってたんですけど...

東京から新幹線で2hちょっと。
新潟から、青山海岸の駅までは15分位。
案外、近いものなんですね〜。
青山海岸から小針浜までは結構歩きました。
20〜30分位かな。すごい暑さで、太陽がガンガン照りつけてました。
砂浜に着いてみると、音楽が流れていて、ざわざわしていて、
杉山さんの声が聞こえてきて...!
すぐ分かりました、「Coast Cafe775」!

オープニングは...聞き逃しちゃいました。
村瀬さんが歌を歌って、杉山さんがウクレレ(?)を弾いたようです。
「太陽は知っている」

この時の温度、パラソルの下は38度、外は、初めて
温度計の針が振り切れた(!)
そうで、50度を超えていました。う〜ん、暑いはず!!
「LIVIN’IN A PARADISE」

今日の青山海岸は波はなく、フラット。
かっこうの海水浴日和でした。
「Double rainbow」

新潟には先週、フルレインボウ(付け根まで見える)が見えたそうです。
杉山さんがダブルレインボウを見たのはこの曲の頃。
感動というより、びっくりしたそうです。
なんじゃこりゃ、って。

杉山さんは6月の10日すぎに戻って来て、暑い夏を日本で過ごした。
ハワイとは暑さが違い、日本の方がぜんぜん高い。
ハワイはいっても31度。湿気はなく、風は心地よい。

村瀬さんに、じゃあこたえたんじゃ...と聞かれ、
KT:「逆に雨・台風にたたられなかったんで、よかったですよ。
どこへいってもいい天気で、最高の夏休み仕事でした。」
・・・思わず聞きながら笑ってしまいました。

だからでしょうか。
その分、最後の最後でドカーンときてしまいましたね...(泣)

リスナーからのFAX:
初心者向きのボディーボードポイントは?
とりあえず、ワイキキから始めるのがいい。
大人数でドカドカ入って行くと、向こうのローカルが嫌がるので、
あんまりワイワイやりながら入って行かないように。

それさえ注意すれば、どこでも受け入れてくれる。
マカプーはその時のコンディションにもよるが、小さければいい。
が、大きくても、ライフガードがいるので心配いらない。
「PEACEFUL BOOGIE」

リスナーからのFAX:
ボディボードをはじめ、自主トレにジョギングをはじめた。
去年から10キロマラソンに出場している。

村瀬:「すごいですねー。」
KT:「やですよ、走るの。」

村瀬:「杉山さんの自主トレは?」
KT:「僕の自主トレはおいしいもの食べて、おいしいお酒を飲んで、
よく寝るという感じですね。それが自主トレです(断言!)。」
杉山さんらしい...

去年、終わってから話をしたときに、「3〜4mの波に
1度乗ってみたい、それが乗れたら、また違う山が
見えてくるんじゃないか」と言っていたが...

KT:「波に乗ってる時間、ないですもん。
ハワイ、冬にいられればね、行ってみようかな、と思うんですけど、
それも今年も仕事が入るかもしれないから、だめでしょうねー。」

村瀬:「なかなか夢の実現は...」
KT:「とうとう気が付くと50になってたりするんでしょうねー。」
3〜4mというとそんなに大きくはなさそうだが、実際はその倍位に感じる。

村瀬:「乗っかっちゃったら、すごい高いんでしょうね...」
KT:「すごいんでしょうね。僕は映像でしか見たことないんですけど、
それを克服するために、スカイダイビングをやろうかなと思ってるんです。」

村瀬:「でも杉山さんあんまり高い所...」
KT:「ぜんぜんだめです。だからそれを克服するんです。」

このあとは、小林さんと作った料理を食べてもらうコーナー。
杉山さんは油断ちをしてるということで、精進料理らしきものを。
豆腐のサラダと、パニーニを食べて、おいしいと言ってました。
「心のHoliday」

今年の夏はにがうりで乗り切った。薄くスライスして、炒めても
チャンプルーにしてもおいしいし、そのままかつおぶしかけて、
醤油で食べてもおいしい。
結構くせになる。にがうり結構食いましたよって。
・・・食べなきゃ!!、でももう夏も終わりか...
「kona wind」

村瀬:「皆さん大丈夫ですかー、暑い中...」
KT:「あつそー。」
暑いよー!と思いながら、まわりも賑わってきて...
2:00になりました。

そして、サマサスのイントロが...ワァーッと拍手が
起こって...手拍子も!

村瀬:「15年前の記憶をさかのぼって...あの夏
あなたは何をしてましたか?
SUMMER SUSPICION。」

・・・当時小学生だった私は、この曲が流れていたことも
分かりません。
デビュー時からファンて方が羨ましいです...

前に海のチャンネルで言ってた事。
村瀬さん、デビュー曲というのは、すごく記念すべき曲でもあり、
アーティストさんにとってはとても重たい。

売れちゃった場合、特に。やっぱりファンとしては、
この声の、この時の、杉山さんの歌が聞きたいと思っているが、
やっぱりアーティストさんはどんどんと先を見ていくから...

KT:「だから、嫌いとか好きとかじゃなくて、とりあえず
それは歴史として刻みつつ、どんどん自分の方向性をみつめて
いくわけなんで、どんどん自分から離れていくんです。
デビュー曲っていうのは、存在がね。」

サマサスのアンサーソング、その後って設定で康さんが
作ってくれた曲。
「詩をじっくり聞いてみてください、ガラスのPALM TREE。」

村瀬さん、当時高校生だった、最初に週刊誌で見て、
すごいショックだった。
今いちばん売れてて、2年間位しかやってないのに、
どうしてーって。

杉山さん、僕らは、売れてる時に解散するのがかっこいいっていう、
バンドの美学があった。
アマチュアから一緒で、7〜8年やってるバンドだったから、
もう全部、自分達の中でやることはやったからもういいかな、まあ、
身勝手とやり勝手ですけどね、と笑っていました。

リスナーからのFAX:
来年の春、結婚する。披露宴は「LOVERS LACK」のサビの部分を
効果的に使うそう。
人生の先輩として、パートナーと仲良くやっていくコツを
伝授いただけたら...

KT:「俺?俺が?・・俺はだめですよー、俺はいちばん
だらしない人間ですから...(笑)」
村瀬:「ハワイにお戻りになると、結構...」
KT:「まあねー、やっぱり離れてるのが多いですからねー、
ま、つかず離れずかな、なんて(笑)」
KT:「でも、結婚前は、もっともっと夢を膨らませてください」

オメガの曲、男女の恋の駆け引きとか、思いっきり都会。
バブルの時代だったから。
今こういう詩を書く人もなかなかいない。
村瀬:「あの当時、杉山さんの中では、消化して...」
KT:「ぜんぜん(早い)。」
すごい詩だなと思いながら歌ってた。
実際こんな恋愛あんのかな、みたいな。
けど、歌ってるうちに、自然にそういうのに入っていけた。

村瀬さんに、ソロになってから、自然とか人生の、
あんまり深いメッセージを直接歌うのではなく、
さらりと言葉にする、そういう詩が多くなってきたが、
オメガをやりながらも、新たなる詩の世界は
出来上がりつつあったか、と聞かれ、

杉山さん、オメガの曲で、男が浮気をする歌がよくあるが、
でもそれは、すごく言葉巧みに正当化していく世界。
え?よく考えたらおまえが悪くねえか?・・て、多かった。

だからそういうのをはたして歌ってていいんだろうか、
もうちょっと素直な歌、歌ったほうがいいんじゃないかな、
とはずっと自分の中であった。

村瀬:「けっこう女の人もイケイケのねーちゃんが...」
KT:「わりとずる賢い女多いですよね(笑)、
オメガの女ってのはね...」

詩の世界としてはすごい。言葉とか情景とかの、詩の巧みさで、
なんか素敵だな、ってなちゃうけど、裏をかえせば、
よーく読んでしまうと、なんかドロドロした歌だな、て思っちゃう。

村瀬:「そこにそのサウンドが、うまくこう...、映画の世界のように...」
KT:「あれは魔術ですよ、エイティーズ・マジックですね。」
80年代の歌の世界っていうのは、わりと詩をじっくり
読むというよりは、雰囲気で...耳に入ってくる言葉だけ
ふってとると、すごいおしゃれなんだけど、ていう世界。
そういう世界があったからこそ、新たなる所も見えてきた。

そして、涼しい風もそよそよと....
いよいよ、ギター登場!杉山さんのライブ!!
1曲目は、「long time ago」
すご〜くいい声。まわりで、やられたって声が...

ツアーの話。
わりとコーラスと歌を..声を重視したいなと思って、
タイトルを「VOICE OF SUMMER」にした。

長野の方からのFAX、1列目で見ていたお客さんの反応を
楽しむKTが、おもしろかった、短パンも素敵でしたよ、て。
今日も短パン、すいません、て。

今日みたいな所は、また別の空間。
お客さんがうんぬんっていうよりは、僕の好きに気持ちよく歌って、
皆さんも気持ちよく聞いてもらえばいいかな、て。

KT:「今日の海の青さ、空の青さに...ビッグ・ブルーという曲をね...」
2曲目は、「Big Blue」

この曲は、ジャック・マイヨールさんに捧げる...
でも会ったことないので、偉そうなこと言えない...
素晴らしい方ですよって。

グラン・ブルーのモデルになった方。
ずっと海に浸かっていると、ああいう顔になるんでしょうね...、
すごいやんちゃなおじいさんで、女の子大好きで。
そういうのを聞くと、ますます憧れる。

村瀬:「男の人にとって、憧れる人って...生きざまみたいのに惹かれたり...」
KT:「やっぱり、自分ではそう生きてみたいなと思いながらも、
そう生きられない中にいるわけじゃないですか、みんなが。
でもそれを実現してる人って、やっぱりすごいなって、
憧れるのはありますね...」

村瀬:「きっと、その人もその人なりに難しい...」
KT:「ほんとに、どれかを犠牲にして、いわゆる余分なものを
かなぐり捨てて生きてる人って、すごいかっこいいと
思いますね、僕は。」

村瀬:「杉山さんもこれからまた...次に向かって...」
KT:「う〜ん、僕はなかなかね、煩悩が多すぎますからね!」

村瀬:「でも本当は杉山さん、ああやって、ハワイなんかに
ずっといらっしゃったりすると、あーこのまま、こっちの海の世界に...」
KT:「それ、思いますよ、思いっきり誘われますよ。
でもまだ早いぞって、自分に言い聞かせてるんです。」

村瀬:「そこがやっぱりエネルギーのもとでもあったりする...」
KT:「やっぱり音楽的にも自分が求めるもの、まだ全然
できてないんで、そこまで行かないとやだなっていうのはありますね。」

村瀬:「今ここじゃ、引き下がれない...」
KT:「全然、だめですね。」

じゃあ...もし納得しちゃったら、海の世界に行っちゃうの?
と、私は心配になりました...
ずーっと納得しないで、杉山さんには歌を続けてほしい...

ラストの曲。
KT:「久しぶりにやるんですけど、歌えるかどうか心配なんです...
結構キーが高いんで...途中、せきがでたらすいません(笑)」
なんて言いながら...
「潮風に逢いにくればいい」

杉山さんの高音はとってもきれいでしたっ!
ライブは3曲だけでしたが、晴れた青い空の下で聞く
、 砂浜で潮風に吹かれながら聞く、杉山さんは最高でした。
大満足!!

そして、杉山さんの出演は、いったん終了。
また、5時半頃から出るとのこと。
結構時間が空くので、帰ろうかとも思ったけど...
帰れませんでした。海を眺めつつ、待ってしまいました。
海って、夏って、こんなに気持ちいいのっ、て改めて思いました。
でもそれはきっと、杉山さんのせいですね...

だんだん日も落ちてきて、海の向こうにはきれいな夕日が...
杉山さんが登場して、ライブはなかったけど、この同じ景色を
一緒に見れるのは、感動的でした...
(何が流れたかは忘れてしまいました...)

さて、帰ろうとして歩き始めたら、皆さん裏手で待ってるんですね。
私も結局、しばらく待ってしまいました。
タクシーが着いて...結構たってから、杉山さんが出てきて!!

ドアが開いて、乗る直前、まわりのファンの方と握手始めて...!!
いったん後ろ向きかけちゃったのに、私は今しかないっとばかりに、
「杉山さん、がんばってください」て言って手を出したら、
快く応じてくださいました。
でも、杉山さんの視線は、子供に夢中...でしたけど。
でも、いいです。私にとっては、最高に幸せな1日でした。

帰り道、ほんとかな?現実かな?と、右手を眺めながら、ずっと
笑顔のまま歩いていたので、きっと変な人だと思われたでしょう。
そして、ドキドキしたまま、新幹線に乗って帰ってきました...。

杉山さん、あの時は本当にありがとうございました!!
ますます好きになりました。
(て、いつも思うんですけど...いったいどこまで好きになるんでしょう...)
長々と失礼しました...
by Black Tea


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