ぱわふる兼業主婦菊池信子さん
・・・やっとの事でご報告です。
行ってまいりました、「KT STORY TELLER」!!
3月1日・昼の部、そう、首都圏の方なら
ご存じでしょう、えらい雪が降った日です。
とにかく死にものぐるいで現地へ向かいました。
私の場合東急線を乗り換えるだけだったので比較的
楽な方だったのですが、相当大変な方もいたことと
思います。
実際、パーティーの開場時間も遅らせていたようです。
寒い中えらい待たされました。
ちぢこまりながら待っていると、スタッフらしき
スーツ姿のでっぷりしたおにいちゃんが何やら
A5版の紙切れを配りに来ました。
紙切れには本日の席番号の説明と「本日KTに話して
欲しいテーマがありましたらご記入ください」とのお願い。
これが「KT STORY TELLER」の中心となるもの
だったようです。
やっと中へ通されると、そこは地下1階のシブ〜い
小さなライブハウス。
会場へ続く階段にはジャズプレイヤーのポスターなんかが
貼ってあったりして、「SPICED RUM」や「HOMMOKU BAY」
の舞台に打ってつけという感じ。
個人的にこういう雰囲気の店って大好きなので
それだけでワクワクしました。
「パーティー」だけに座席は全てテーブル席。
私の席はステージ向かって右側の比較的前の方。
ただ、すぐ横に柱があり、そのうえステージを
背にする格好で座らなければならない位置
だったのです。
ライブ中ずっと背もたれを抱きかかえてました
(めちゃめちゃつかれた)。
ライブの前にまずブッフェ形式のお食事タイムが
あったのですが、料理の置かれたテーブルに
人が群がること・・・!
しかも小さなライブハウスだから混むわ混むわ・・・。
人混みの嫌いな私にとっては恐い光景でした。
飲み物はウェイターのおじさんが何種類かお盆に
のせて配って歩いてくれていたので助かりました。
既にyosiriさんの方で詳しくレポートして
くださっているので流れ的には取り立てて
ご報告することもないかと思います。
それにしてもスギヤマさん、ホントにやせましたねぇ。
ビデオクリップを通しで見るとよくわかる。
「永遠の夏に抱かれて」の頃なんて顔は
丸かったし上半身肉付き良かったし。
改めて見てショックでした。
「最後のHoly Night」のビデオ、実はCMで
流れていたものも含めてマトモに見たことが
全くなかったんです。
だから非常に嬉しかった!!
もともとあのテの特撮ものは大好きだったんですが、
ウルトラマン達とスギヤマさんがまさか
共演してくれるとは・・・!
ブースカもピグモンも可愛いし、はにかむダダ星人も
可愛いし(でも、ダダってメスだったんですか?)、
ケムールくんも良い味だしてる。
敵味方関係なくみんなで仲良く共演していて、
見ているだけで幸せな気分にさせてくれました。
一家に一本あった方がいいですよ、このビデオは。
お子さま方の非行防止につながる・・・んぢゃないで
しょうか!?
「心のHoliday」は・・・・・・、WOWOWまたは
衛星放送ご加入の皆様、アタマに来ませんでしたか?
番組そのまま使うなよ!!
番組モニターまで出てたぞっ!!
スギヤマさんのビデオクリップの作りってどうも
好きじゃないんですけど(いまいちセンスが
ないと思う)、何もあそこまで手を抜かなく
立っていぃ〜んでないかい!?
・・・ま、何はともあれ貴重なものを拝見させて
いただきました。
「Livin' a Paradise」とか「僕のシャツを着てなさい」
なんかも含めてビデオクリップ集として出して
欲しいと私も思います。
ビデオ上映会の後、いよいよKT & SunshineBand登場!!
といってもこの日のメンバーはスギヤマさん&マツシタさん
&WOODYさん&メグさんだけでしたが。
本日のライブは普段滅多に演奏しない曲を演奏しつつ、
先の紙切れに書いてもらったテーマ=「お題」に
基づいたトークを展開していこうというもの。
どんな曲を演奏してくれるのか、はたまた自分の
出したお題は採用されるのか、ドキドキワクワクして
しまいました
(ちなみに私の出したテーマは「地方の旨い日本酒、
特に吟醸酒以上のランクのものを教えて」。
私も日本酒大好きなもんでぜひ参考にしたいなと
思ったんですが・・・)
「東急ハンズで買ってきただろ!?」とツッコミを
入れたくなるような抽選箱の中から厳選された、
昼の部の最初のテーマは『指輪』。
早速何を話そうか悩んでました。そうしてひねくり
出された解答は「アクセサリーとしての指輪には
抵抗がある」というもの。
結婚指輪は別として(そういえばスギヤマさんは
ちゃんと結婚指輪してますよね。
エライですね〜。
ウチは夫婦揃って「めんどくさいも〜ん」と言って
つけてませんよ。
10万円もしたのにもったいない)、男が指輪を付けると
いうのはちょっと気にかかるそうです。
楽器を弾くとき邪魔になると言うのも理由のひとつ
らしいです(マツシタさんにも話振ってましたけど、
彼は指輪はつけるけれど、演奏中はやはり
はずすそうです。
WOODYさんはつけないらしい)。
話の流れは必ず次の曲の内容につながるように
しなくてはならないという鉄則があったのですが、
「MY GIRL」へとつながる結びの言葉は
「いつの時代も指輪は男から女へ贈る定番の
ひとつですね」でした。
お題二つ目は「スギヤマさんが海から得られるもの」。
これもかなり深いテーマだと悩んでいましたが、
スギヤマさんの海に対する一考察を色々語って
くれました。
英語の「母さん」を意味する「Mom」や「Mommy」は
海に棲む哺乳類を意味する単語(なんていう単語
だったか忘れてしまいました。スミマセン)から
来たというウンチクあり、
「波待ちをしているときは一番落ちつく時間のひとつ」と
言う話からスギヤマさんがもっとも落ちつく場所
ベスト3まで飛び出したり
(1位:トイレ、2位:お風呂、3位:海だそうですよ)。
「海はストレスを消しに行くところ。皆さんもストレス
発散ではなく消すために海に行ってみてはいかがでしょう?」
なんて名言もありました。
結びは「夜、飛行機から眺めるハワイの夜景も良いですよ」。
これで「Honolulu City Lights」ではなく「
最後のNight Fright」へ。
確かにこの辺りは意外でもあり、懐かしくもありました。
当時の自分を思い出したりなんかして・・・。
「『Honolulu City Lights』だと思うでしょ?」と
イタズラっぽく言うスギヤマさんが印象的でした。
お題三つ目は「長野オリンピックについて」。
時事ネタですが、このときの話が私は一番好きです。
なんとスギヤマさんはNINTENDO64ユーザーだったんですね。
64の「長野オリンピックゲーム」(タイトル名知ら
ないんです、私)にはまりまくり、ボブスレー等々
数多くのメダルを獲得したそうです。
但し、メモリーカード(プレステでいうところのそれ。
64ではなんていうんですか?)が無いので記録に残らず、
「無冠の帝王」の名を欲しいままにしているとのこと。
コントローラーのボタンの押すタイミングの奥深さや、
買ったあとで振動パックが発売されて頭にきた等々、
子供のように無邪気に語ってくれました。
一回り近く年下の私が言うのもなんですけど、
カワイかったです、ホント・このときの結びのコトバは
「ゲームの世界ではいろんなところに行ける」。
「I'LL BE THERE」に移るにはちと苦しい?
お題四つ目は「お休みの日は何をしてる?」。
海へ繰り出すかと思いきや意外と掃除洗濯等家事に
いそしんでいるとのこと。
それでもたま〜に千葉の海に出かけているそうです。
結びのコトバは・・・、ゴメンナサイ、忘れて
しまいました。
このお題のこともちょっと前まで忘れてたんです。
やっとここまで思い出せてとりあえず安心
している始末です。
お題五つ目は何だか怪しいんです。それまで出題者の
名前を読み上げてくれていたんですが、このときは
読み上げてくれず、「ちょうど良いテーマですね〜」と
言いながら「外苑前」と発表。
このあたりは絶対台本だ(と一緒に行った友人と共に
あやしんでおります)!!
スギヤマさんは外苑前がどのあたりかすぐに思い出せない。
「◯◯通りがあって・・・」と言われてもわからない。
WOODYさんやマツシタさんに「◯◯スタジオの近く」と
説明してもらってやっとわかったようです。
外国暮らしが長いとわからなくなるんでしょうか?
それとも案外田舎者!?
(でも私もわかりません。一応上京して8年ぐらいに
なるんですけど)
「STAY THE NIGHT FOREVER」の曲中、歌詞に『外苑前』が
出たところで「ここだよ〜ん☆」と言わんばかりに
お客さんに目配せするスギヤマさんがまた
おちゃめでした。
「STAY THE NIGHT FOREVER」が終わり、スギヤマさん以下
Sun Shine Bandが退場した後、司会進行役のスタッフの
おにいちゃんから「すぐに帰らないでください」との指示。
何とスギヤマさん自らがお帰りのお客さま方をお見送り
するとのこと。
しかもひとりひとりに手土産を渡し、握手までしてくれる
サービス付き!!
会場どよめきましたよ!
女性は一斉にお化粧直しを始めるし・・・(もちろん私も・)。
出口に近い席から順に退場。
出口には正真正銘本物のスギヤマさん!!
トーゼンお客さんの目はスギヤマさんに釘付けです、
握手の順番を待ちながら。
いよいよ私の番がやってきました。順番が来るまで
「家宝にしますっ!!」とか「波乗り教えて・・」etc
ご挨拶の言葉を色々考えていたんです、少しでも
スギヤマさんの記憶に残ろうと・・・。
でも・・・・・・、結局口をついて出たのは
「ありがとうございます・」。憧れのスギヤマさんと
向かい合っている
(しかも至近距離最高記録!これ以上どう頑張ったって
更新できない)、見つめあっている(大げさ?)という
嬉しさと緊張で足はガクガク、心臓バクバク、アタマの
中はカラッポ、カオは勝手にゆるむ始末。
スギヤマさんの顔を見つめるのがやっとでした
(違う意味で記憶に残ってしまった!?)。
何とか手土産を受け取って握手をしてもらい、ポ〜ッと
しながら会場の外へ。外へ出てからも足はしばらく
ガクガクしたままでした。
手土産の中身は水色の地に濃いめの青色で「ISLAND
AFTERNOON」のロゴの入ったドデカマグカップ。
アメリカンサイズとでも言ってしまいましょうか、
とにかく普通のカップの2杯分はありそう。
モーニングコーヒーなんてこれで飲むと一日爽やかに
過ごせるでしょうね、きっと。
あ、とにかくデカイからビアジョッキ代わりにしても
良いかも。
私はこれをビールを飲むときのマイグラスにして
しまおうと考えています
(でもきっともったいなくて使わないでとって
おくんだろうな)。
ひとつ注文を付ければカップのそこにでもサインを
焼き印か何かで入れてくれてるともっと嬉しかった
・・・かな?
あれからずいぶん経ってしまいましたが、この日の
握手シーンを思い出すといまだにポ〜ッとしてしまうんです。
仕事中にそれをやってしまい、一瞬仕事が止まってしまう
ことも・・・(オイオイ)。
スギヤマさんファンに返り咲いて良かったと痛感します。
ところでスギヤマさんって、やっぱ小さいんですね。
10年くらい前の本(GBからでてたヤツ。「アーティスト
解剖学」というタイトルです)に『身長169cm』って
出てましたけど、あれはどうやら本当らしいです。
ウチの旦那がやはり169cmで、向かい合ったときの
目の位置がスギヤマさんも旦那も一緒ぐらいでしたから。
スギヤマさんの手は温かくて柔らかかったです。
40才間近のオジサンの手とは思えませんでしたね。
あぁあの感触を思い出すとまたキーボード叩く手が
止まってしまう・・・・・・いい夢見させて
もらいましたよ、ホント。
雪の中死にものぐるいでいった甲斐があった、
心からそう思った一日でした。
98/3/31 (火) 00:05;14
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