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超エキスパート編  by モーグルNO1
コブでのスーパーテクニック!! 

まず、ここはMASAも完全に理解していないと思ってください。
(あまにもスーパーなので・・・)

波に乗る感覚。落下速度とカービング。

      

●コブでのカービング・・・by モーグルNo1

速く滑ると言う事は通常通り回しこんでるターンをそのままに動作を速くすると言う事です。
速く落下したいがために板を下に向けると言う事ではありません。
「スピードを上げるには板を不必要に回すな」とありますが、
まあ、通りなんですが 私はより速く滑る事を考えた結果、
真っ直ぐ板を落とすよりも多少回し込んでやった方が板が、
よりたわんで反発力が増し、
よってコブの谷間からの脱出速度が速くなり=タイムが上がった
というわけです。副作用として、真正面からの膝の突き上げが無くなった。
(当然、コブが大きくなれば難しい)これは常に膝が左右に移動してるからです。

反発力が右から左へ・左から右へという感じです。
これがナショナルチームの言ってる「ぬく」と言う表現です。吸収とはちょっと異なります。
でも特殊な技術ではありません。
平地の小回りを想像してください、脚の動きは常に円を描き止まることはありません。
それが立体的なところで滑ってるという事です。決して別個に考えてはいけません。
スキーの構造を考えればこれが自然な滑り方なのです。

基礎スキーと決定的に違うのは、中村さんが発見した通り「ストック」の使い方です。
ストックを軸にターンをする考えを捨ててください。(これ以上のスピードを求めるのなら・・・。)
ターンの補助ではなく、きっかけ&ちょっとしたリカバリーに使うことだけを考えてください。
よって加重してる時(カービング)途中はノーストックの状態です。
意識的にはターンをする時にストックで漕ぐと言った感じです。
手を直すには、コブを超えたらすぐに「くの字姿勢」をとると自然と直ってきます。
手は決して力んではいけません。リラックスです。攻めてる時は手のひらを下に向けてはなりません、
ひじを外側に向けるような感じでショックを逃がして肩が遅れないようにしましょう。
正し、減速してる時は手のひらが下を向き、ストックを強く突く動作は自然です。
ちょっとカッコ悪いかもしれませんが、平地でもこの癖をつけると直ってきます。
なぜなら、極限のスピードになると普段滑ってるフォームがそのまま出てしまうからです。

あと、気持ち外足加重を忘れずに。

それともう1つ、基礎スキーでは徐々に加重していきながら膝を入れて
最終的にくの字姿勢になると思うんですが、私はもっと短絡的に考えて
「くの字姿勢を作るのが目的ならば始めっから作っちゃえ」とエイっと、膝を倒しこみ、
そのままくの字姿勢をとります。

副作用として突然カービングが始まるから強烈にエッジが
食い込みます。と、まあ、これが私の経験に基づいた理論です、多分間違っていないとは思いますが・・・。
お手本になる滑りをするのはズバリカナダチームの「ステファン・ローション」です。
長野オリンピックの決勝を見ればわかると思いますが、ダントツの速さです。
あれがまさしく究極のコブ滑りだと思ってます。

話がずいぶんと長くなってしまいましたが、わからないことがあったらまた聞いてください。
コブについてはどんな質問にも答えることが出来ると思います。(多分・・・。)                                     



ワールドテクニック編  モーグルNO1
カナダ・フィンランド

●島田 題名:読んだ・・・
ブルーガイドSKI99のNo2は、モーグル王(モーグル特集)

たった今読み終わったんだけど、ほんとに詳しく書いてあって良かった。
モーグルの滑りを基礎の方が解説するという俺が「こんな本でないかなあ。」
と思ってるそのまんまだった。
や〜、興奮しましたねえ。なんとも分かりやすい解説でした。

で、この本を頼りに私の滑りを分別してみたらカナダ流のテクにピッタリはまって しまいました。
やはりフィンランドのテクは難しすぎる!!
コブの頂点では膝を反対に向ける位の タイミングじゃないと怖い。でも1回くらい試してみよう。

自分の考えてたこと(理論かな?)がひょっとして間違ってはいないか?
と不安に駆られることもあったけど、読んでみるとおおよそ自分の考えてること
と同じだったのでこれで自信がつきました。

基礎スキーでもモーグルでもコブを滑ることにおいては板の扱い方は同じ
だと思うのでお互い仲良く、 技術を盗みながら滑る日が早く来ないかなあって思ってます。

自分なりにコブのスピードを追い求めていった結果、
基礎スキーのエッジングの技 術・モーグルの必要最小限のストックワーク、

両方の良いところを合体させないと 完成しませんでした。
ですから突き詰めればコブのテクニックは一つのところに来 ると思うんですがねえ。

しかし!!究極のテクは!!
「スキーを滑ることが楽しく思えるかどうか」でしょう。

●島田 題名:最近・・・ 投稿日 : 98年9月23日

ところで、フィンランドの滑りを何回も何回もビデオを見て研究してるんだけど
かなり難しい!!自分なりにあの滑りを頭の中でシュミレーションしてみても、と
てもスピードにターンが追いついて行けそうにないかな。それとどう考えても強烈
な腹筋がないと出来ないような気がするし・・・。


最高のモーグル板たち(注)MASAの独断です

K2:1998ウィンターヒート

”おすすめ!”−−−直線的・トップのばたつきはまったく無い



K2:1998マンバ

”いまいち”−−−トッップが軟すぎ・トップばたつく


ダイナスター:1999アソートJPN

”まあまあ!”−−−トップは柔らかくいい・テールは少し硬い



ロシニョール:1997モーグル9SM

”おすすめ!”−−−カービング出来そう・きれいにたわむ


ケスレー:1999モーグル・エアロチューブ

”いまいち!”−−−トップから軽い・トップの張りは強い

サロモンとハートを履いてみたい!!誰か買ってみて!

おまけ・・・FOR SKIERより

●NO1 題名:ワールドカップ

先シーズンのモーグルのワールドカップのビデオが売ってたので早速、割り勘で 買って来たんだけど今年は2本しか出てないんですね。
どの大会も似たような人工コブだから滑りも同じに見えていまいち面白くなかったなあ。

でも日本のナショナルチームのコーチが解説してる言葉のはしはしに重要なことを 言ってます。
フィンランドチームの滑りは無理にトップを落とすことなく滑ってるそうです。

その代わりより、一瞬のエッジングでスピード・方向を決めなくちゃい けないから高次元ですねえ。

私は場合は少しでも長い時間エッジを使うことを考えて滑ってるのでとてもじゃな いけど真似は出来ません。もうここまで来ると参考にもならないかも?


●人工コブ・・・  by モーグル No1

さっき剣持・山本と3人で話ししてたんだけど、このまま人工コブが設置してある スキー場が増えてくると
モーグル競技のレベルが上がりずらくなるような気がしますねえ。

整然としたコブより荒れ狂ったコブコブを制覇した方が醍醐味があってい いような気がするんですが・・・。
とっさの判断力を磨いておかないと自然コブが 難しくなっちゃうよね。
っと言いつつチョロいコブが大好きな、なんちゃってモーグラーでしたあ。

MASAさんのアドバイス、とっても慰めになります。
こっちのみんなに「そんな硬い板買う奴いるかあ!」とボロクソ言われてます。
しかし乗りこなす事が出来ればこっちのもんじゃあ!!


8/26 ザウス報告 投稿者:おまけの MASA
ザウスで島田さん・瀬野さんは モーグラーのうわさになっていたらしい 何者だと・・・

そりゃそうか 昨日来ていた ジョックスやバンプスの人たちより凄いから!!


●島田 題名:してるはず? 投稿日 : 98年9月24日<木>

そうですね、MASAさんの場合吸収は素直になりましたが谷間での伸ばしが
今1歩といった感じですね。原因は多分、吸収と伸ばしが同じ速度だからでしょう。

吸収の倍の速度で伸ばしてみるとコブの表から裏まで全部張り付くことが出来ると
思います。そしてコブの頂点では反対のターン方向に膝を切り返しておくと下半身
が遅れることはなくなると思うのですが。

自分自身カービングの定義がよく分かってないんですけど、コブの頂点から谷間で
「くの字」になるまでの間カービングしてると思うんですがねえ?(多分)
でも、スローで見られると「ボロ」が出てるかもしれない!?

人工コブ(溝コブ■島田 投稿日:99年1月29日
やはり人工コブ(溝コブ)はコブの形状が受けていないから
当てても減速にならないから難しいんじゃないかなあ。(+_+)

今日も疲れた頃に角付けが甘くなり、危うくコースアウトしそうになりました。

でも天然コブは受けてるし、連続した後は間伸びしてたりリカバリーする時間の余裕がありますが
人工コブは絶対ターンをしなくてはいけないのでオーバースピードは危険です。

(それもまた面白い!!)

自分の感じたことは、何回も言うようですが大げさまでの角付けを連続して
何回出来るかって感じですねえ。
もちろんトップの落としが甘くてもエッジが食いつきません。

あそこのモーグルバーンは、角付けの練習バーンって感じが正直な感想です。
でも何回も滑りこめば技術レベルは確実に上がると思いますよ。(^^)/



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