お気楽ネット工作教室

ここでは、製作中の画像を取り混ぜて、ネットの作り方を解説していきます。

他のHPでも、制作方法が公開されています、それとは違う所があるとは

思いますが、それはそれ、あなたが作る時は良いと思った所だけその手法を

使えば良いのです、変に縛られちゃいけません、ぜひとも独自の発想で

オリジナリティーを出していきましょう、ね。


1:デザイン

さ、せっかく作るネットですから、ようっく考えてデザインしましょう!

世界に一本だけの、あなたのネットなんですから。

失敗したって世界に一本だけですよ。(゜O゚()○=(-_- )バキッ!!

(画像)

紙に実寸で書き起こしておきます、後で型紙になるんで、丁寧に書きすぎて

愛着が湧いちゃった人はコピーしておきましょう。^^;

材料はこんなの。

900×15×t2 ヒノキ材、一本¥60位

これを3枚重ねて、フレームにします、だからフレーム厚みは6mmになる勘定ですね。

接着剤

2液性エポキシ接着剤、30分位のが一番使いやすいです。

針金

お尻の吊り下げ金具にします、ステンレスにしましょう。

竹串

金具の抜け留めに使います。

 


2:フレーム曲げ前処理

(画像)

材料(フレーム分だけ!)を風呂の中にでも漬け込んでおきます、時間はお湯の温度にも依りますが

沸かす前に入れて、沸き上がりに出せば十分でしょう、風呂入る時にヒノキの香りがして

ちょっと贅沢な気分になれる得点も付いてグッドです。^^;

 

もう一つ用意しておきましょう、

実寸で書いた型紙に見合った木の板を用意して、図のネット枠の外に釘を打っておきましょう

こんな感じですね、曲げる時に釘打ってもかまいません。


3:曲げ

水に漬け込んでおいたフレーム材を曲げていきます、いきなり曲げると、いくら水で

ふやかしておいても割れてしまいます、ゆっくり曲げると結構曲がりますよ。

(画像)

おおざっぱに、全体に力を分散する様に掛けて、曲げていきます。

 

だいたいの形が出来たら、型紙の上で形を整えつつ、釘で押さえていきます。

この時、Rがきつい所は、釘を直に当てると素材に傷が付いちゃいますんで、

当て物をします、余分にフレーム材をふやかしておいて

ハサミで切って使うと良いでしょう。

 

しっかり固定できたら、そのまま最低1日は乾燥させます。

できれば一週間は放っておくと、しっかりと型通りの癖が付きます。

 

4:グリップ準備

グリップは、フレームに使ったのと同じ幅のヒノキの

板を使います、厚さは各種揃えると、積層する時に手間が省けますし、

デザイン的にも面白いのが出来上がります。

下の写真の様に、図面で起こしたグリップのカーブに合う様に、

かつ、不足が無い様に、段々を付けて積層していきます。

 

接着したら、クランプでしっかり押さえておきましょう。 

 

これが針金を曲げて作った、吊り下げ。

小さい輪の方は、竹串を通す方です。

 

 

グリップには、金具が入る程度の穴をドリル等で空けておきます。

その脇にも、竹串が入る穴を空けます。

グリップの中で串と金具は下の写真の様になりますからね。

必ず最後の3枚目のフレームを張る前に行います。

 

接着剤を塗り込んで、差し込めば出来上がり!。

余った串は切り落とします。

この後、3枚目のフレームを張れば、竹串の穴は隠れます。

 

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