ハーブ豆腐

[材 料(2丁前)]
大豆 300g
にがり小匙2
フレッシュハーブ適量

@大豆は虫食等のものを取り除き、良く水洗いした後に大豆の約3倍程度の水に浸します。
浸す時間は季節にも依りますが、今ごろの季節だと大体10時間を目安にしたら良いでしょう。(目安は大豆を横にして庖丁できったときに切り口がぴちっと締まり、真ん中に空洞がないのが十分な状態です。)
A大豆が十分に水を含んだら、2〜3回に分けて、ミキサーですりつぶします(指で触ってみて「滑らか!!」という感じで良いでしょう。)。これを生呉といいます。
B生呉を同量の沸騰した湯の中に静かに入れ、再度沸騰したら火を弱め、10分くらい煮込みます(←写真)。
C煮あがった呉をさらしの袋に入れ、熱々のうちに固く絞り込んで濾した液をとります。これが豆乳で、袋に残ったものが「おから」と言うことになります。
D豆乳は75度前後の温度を確認しながら(←写真)、にがりを打ち込みます。にがりは小匙2杯を100ccのお湯でとき、最初に半分くらい、後は様子を見ながら打つようにします。目安は清んだ部分とドロッとしたところが分離しはじめたらもうニガリは必要ありません。
E分離が始まり15分くらいしたところで、レモンバームの微塵切りを入れ、更に型箱にさらしを敷いてその中に固まった豆乳を入れ、上蓋を載せ10分程度そのままにしておきます。(必要に応じて200gほどの重しを載せる。)
F後は、これを大鍋にはった冷水に小一時間漬けて出来上がり。

 食味はまろやかで、箸でつまんで口に含むと舌の上でとろける感じで、大豆の香とほんの僅かのレモンの香がマッチして、今日は端麗辛口をもう一本!!!

 いろいろなハーブでお試しください。

1998/5/23