旅行1日目 Part1
日本出国


日本出国まで
 名古屋発の台北行きはAM7:10からチェックイン開始。起きたのは5時。旅行に出るとしばらくパソコンも使えないので、家を出る前にメールをチェックしておこうと電源を入れてインターネットに接続。しかし、何度やってもメールサーバーに接続ができない・・なんで??そうこうしているうちに出発時間が迫ってくる。
 陽気に出発する予定が朝からのトラブルでかなりブルーでした。こんな旅行の始まりって有り?・・おかげで朝準備する必要があったけっこう重要なものを持っていくのを忘れてしまいました。(それは最終日に起こる悲劇の前触れでした)

 さて、最寄りの空港行きのバス停へ送ってもらって無事に始発のバスに乗ることができました。空港に着いたのは7時少し前、飛行機のチケットは旅行会社のカウンターで受け取ることになっていたので約束の7:10にカウンターへ。
 名古屋空港は最近国際線乗り場が新しくそして広くなりました。そこを利用して海外に行くのは初めてだったのですが、まえに下見しておいたから迷うことは有りませんでした。カウンターで飛行機のチケットは貰ったけど・・・ホテルのバウチャーが無いよ!でもボーっとしていたので全く気が付かず・・結果的に現地係員が持っていたので問題無し。
 さらに、香港空港に着いてから送迎で迎えに来ている現地係員とどこで落ち合うかという説明が無かったのにボーっとしていたので聞くのを忘れる。
 とりあえずチャイナエアラインのカウンターに行ってチェックイン。飛行機は9:10発の台北行き。ボーディング開始は8:40〜、だけどパスポートコントロールは8時にならないと開かないので実質8時過ぎに税関を通ることに。

 そしてこの旅行最初の事件発生。この時間は僕の乗る台北行きをはじめ成田行きなど飛行機の離陸が重なる時間。だから8時前から税関入り口には長蛇の列・・ぼくは結構のんきにこの列がすいたら行こう何て気楽に思っていたんだけど税関が開いても列が減る気配は全く無し。
 一応心配になって列の最後尾の方へ歩いていった時、一人の金髪のおばさん(後で分かるんだけどイタリア人)が必死な形相でその辺の人を捕まえて何か英語で質問している訳です。その辺の人では埒が明かないという感じでとうとうぼくのところへ・・。

 その人は成田行きの便に乗らなくてはいけないんだけど、7時前に国際線乗り場に着いてはじめて聞いた一般の人に「成田行きは国内線乗り場だ」と言われて国内線乗り場へ行ったものの向こうの空港係員に「国際線乗り場から搭乗」といわれこっちに戻って来た様なんです。こっちに戻ってきたのは良いけれど、どこから乗っていいものかわからないという訳みたいでした。結局国際線に戻って来てもだれも事情を把握してくれる人が居なくて、大変困っていたんそうです。

 ちなみに名古屋から成田を経由して海外へいく場合にJALの成田便だと名古屋で出国審査してそのまま成田で乗り継ぎなんだけどANAの成田便だとドメスティック扱いなので国内線乗り場から行くんです。

 で、つたない英語で(この旅行の直前まで英語なんて全く使って無かったんですが)事情を聞いて簡単に説明したら飛行機の搭乗ゲートのところまで付いて来て案内して欲しいと言われてしまいました。で、仕方ないのでぼくも丁度出国するところだし「OK」と引き受け案内することになりました。
 成田行きは台北行きより10分早いだけなんですが、その人は「大丈夫かな?」の連発で落ち付きが無いのです。とにかく落ち付きが無くなるぐらい本当に列が長いというのも有りますけどね。列の先の方にはこの人の連れの人たちが居たみたいで、その人たちはもう荷物をX線に通すところの直前まで来ていたみたいです。
 何とか、いんちきしながら(おばさん結構割り込むのがうまいのです)金属探知器とX線の所へ来たのですが、おばさんの鞄がX線で引っかかって、開けて確認しますと言うことになったんですよ。税関の人がこの事情を英語で説明するのかと思ったら、ぼくを連れの人だと思ったらしく(まあ一時的にそうですけど)ぼくに説明してくれと言うのです・・・。
 それで、鞄(大きなヴィトンでした)を別の台に移動させて中を開けると、鞄の中から薬やアンプルのようなものと注射器の針らしいものが沢山出て来て・・・。
 (おお・・やばいのとちがうか??)って正直思ったけど、実はこの人お医者さんで、治療用の道具としていつも持っているみたいなのです。この時に知ったんですが、ミラノのインターナショナル病院に勤めていると言ってました。その事を税関の人に伝えて一件落着。

 つぎは出国審査のところで日本の出国用の紙に必要事項が記入モレがあったらしくてここでもSTOP・・ぼくが出て行くはめに。
 結局、目的地(成田経由ミラノ)と乗る便名が記入してなかったとの事でこれを記載してOK・・・。ぼくの出国よりも手間取ってしまいました。あとは、搭乗ゲートの近くまで案内してイタリア流の挨拶をしてさよならしました。
 こうして、朝一から事件のあった今回の旅行・・この先どうなるんでしょうか。


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