身体に効く栄養成分・食材・調理方法
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栄養補助食品の食べ方
食事の回数を多くして食べる、いわゆるパラパラ食いと、まとめて食べる一気食いとでは
、栄養効果は違います。
基本的には、まとめて食べる一気食いのほうが、体内での利用効
率が高まります。
スポーツ選手にとって食事の回数は、
第一に体重コントロール、
第二に
スタミナに必須の肝臓や筋肉のグリコーゲン貯蔵、
第三に体脂肪の利用という三つの点か
ら重要な意味を持っています。
○体重のコントロール
まとめ食いは太るという説がまかり通っていますが、確かに絶食時間を長くとって、食欲
が異常に高まった状態で食事をとると、必要以上に食べてしまうことになりがちです。
ラ
ットの実験によっても、自由食制と一日一食制の餌の与え方では、一日一食のまとめ食い
のほうが、肝臓や脂肪組織の脂肪合成活性が著しく高くなって、旺盛な食欲を示しました
。
このことは、まとめ食いが肥満につながりやすい食べ方であることを教えてくれていま
す。
しかし、ラットを使った厳密な栄養実験では、まとめ食いもパラパラ食いも、動物の
体重や体脂肪量に顕著な差は認められません。
それでも、まとめ食いが摂取エネルギーを
体脂肪や筋肉たん白質などに貯留するには効率のよい食べ方であることは、一日二食制の
相撲界の食生活で確実に証明されています。
ただし、この場合は大食後に昼寝をするなど
、必ず睡眠とセットになっています。
○グリコ‐ゲンの貯蔵
まとめ食いは、肝臓や筋肉のグリコーゲン貯蔵量を高める食べ方です。
ラットの実験では
、自由食い、一日三食、二食、一食と回数が少なくなるほど、肝臓グリコーゲン貯蔵量が
大きいことが証明されています。
この場合、一日一食群は他群より摂取量が三○パーセン
トも少なく、また最後の食事から分析までの絶食時間が最も長いというハンデも背負って
います。
このような効果は、食事回数が少ないと、グリコーゲン合成に優先利用されるた
めと考えられています。
○体脂肪の利用
まとめ食いは、体脂肪の分解力を高める食べ方です。
これは、食事回数が減ると体脂肪が
蓄積しやすいという事実と矛盾しているようですが、確かに一食制は自由食制と比べて、
脂肪細胞の脂肪分解を高める効果があります。
つまり食事回数を減らすと、脂肪の貯蔵や
分解の代謝回転が高まり、自由食いにくらべて、一日一食の食べ方は、全身の細胞による
血中のぶどう糖の取り込み能力を高めます。
このことは、二四時間にわたり血糖値が低い
ことから分かります。
やたらに間食をすると、肥満につながりやすいばかりでなく、細胞
の代謝活性を低下させます。
適度の絶食は細胞の代謝活性を高め、活動を意欲的にする効
果があるのです。