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グリコーゲンがスタミナの決め手







運動のエネルギー源として、肝臓と筋肉に貯蔵されているグリコーゲンが重要です。

筋肉 のグリコーゲンは筋肉自身によって運動のために便われますが、肝臓のグリコーゲンはぶ どう糖に分解された後、血液に放出され、筋肉に取り込まれて運動のエネルギー源として 便われます。

筋肉のグリコーゲン貯蔵量が高いほど、スタミナが高まるというデータがあ ります。

前もって自転車エルゴメーター運動で脚筋肉のグリコーゲン貯蔵を枯掲させた選 手に、高炭水化物食、高脂肪・高たん白質食(低炭水化物食)、または一般的な混合食の うちの一つを、連続三日間食べさせる実験が行われました。

スタミナテストの前に筋肉の グリコーゲン貯蔵量を調べたところ、高脂肪・高たん白質食、混合食、次いで高炭水化物 の順でした。

そして、自転車エルゴメーターによる疲労困憊に達するまでの運動時間を測 定した結果、筋肉グリコーゲン貯蔵量が高いほど、スタミナが高いことが分かりました。
筋肉のグリコーゲン貯蔵量が高いとスタミナが高まることは、長距離のランニング、自転 車競走、カヌーなどの実際の試合でも確認されています。

また、試合前に筋肉グリコーゲ ンを消費させてしまったサッカー選手は、試合中にカバリングプレーに手抜きが多くなり 、動きのスピードが著しく鈍くなったという観察もあります。

体重七○キログラムの男性の大まかな体内グリコーゲン貯蔵量は、肝臓に七○グラム、筋 肉に四○○グラムです。筋肉に比べて肝臓のグリコーゲン貯蔵量は少ないのですが、肝臓 は血中にぶどう糖を放出し、筋肉にエネルギー源として供給しており、運動にとってはた いへん重要です。

筋肉はエネルギー源として、筋肉自身が貯蔵しているグリコーゲンより も、血中から取り込むぶどう糖を優先的に利用しているとも考えられています。
したがっ て、肝臓にグリコーゲンを十分に貯蔵しておくことは、筋肉運動のスタミナを高めるため に重要です。









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